University of Tsukuba Women's Handball Team

試合結果 VS日本体育大学

テーマ:試合結果

【試合結果】

関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 第7試合の結果の報告をさせていただきます。

 

筑波大学 2629 日本体育大学

(前半1717、後半912

日本体育大学の勝利です。

 

【戦評】

 2020年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦の最終戦の相手は日本体育大学(後述、日体)。筑波大学が優勝するには、この試合でとにかく点差をつけて勝利する必要があるため、より攻撃的な42ディフェンスで一戦に臨む。

 試合開始早々、日体が7mスローを獲得し先制点を奪う。筑波は出だしにミスが続くも、エース#3伊地知(4年)のミドルシュートとキャプテン#4小林(4年)のカットインシュートで立て直す。しかし、速攻で押す筑波の前に日体のキーパーが立ちはだかり、前半1047でビハインドの状況となる。その後は、4年生の#4小林と#3伊地知を中心に速攻やリスタートで速い攻撃を仕掛け続け、ハイテンポの展開となり1717で前半を折り返す。

 後半も走り続けることをハーフタイムで確認し、#23高橋唯(1年)の連続速攻を含む3連続得点で突き放しにかかる。後半5分を過ぎると、筑波のミスが続き得点が止まる。コンスタントに得点を重ねる日体に対して、前半の勢いを見せることができない。それでも#11平野(2年)の華麗なループシュートや#8中村(3年)の高い打点から放たれるステップシュートが決まり、残り10分で2524と筑波が1点リードとする。しかし、日体の連続速攻が決まり後半24分で逆転を許すと、日体エースがダメ押しの3連続得点を決め、26293点差で惜敗した。

 

 本日を持ちまして2020年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦の全日程が終了いたしました。筑波大学は、412分で3位という結果になりました。

 

 また、試合後に行われた閉会式の中で表彰された選手と、今日まで戦ってきた4年生の3人をご紹介します。

 

優秀選手賞 #3 伊地知愛妃(4年)

特別賞 #4 小林紗加(4年)

 

4 小林紗加(写真中央)

センタープレーヤーとしてプレーでチームを引っ張りながら、常に仲間を奮い立たせてくれるキャプテン。目標にしてきたインカレが中止となり、チームがどこを目指すか不安になっていた時も、ついていきたいと思わせる彼女の人間性とハンドボールに対する姿勢で、チームは一つにまとまることができました。勝利への貪欲さから生まれる強気のプレーは、多くの観客を魅了しました。

 

3 伊地知愛妃(写真右)

ここで1点が欲しい時やチームの勢いがなくなりかけた時に絶対に決めてきてくれる筑波のエース。練習後も自主練習に淡々と励む彼女。オフェンス・ディフェンスの両方で幾度となくチームを救ってくれました。チームのためにコートを駆け回る姿は、全後輩の目に焼き付いています。そして何より、彼女の笑顔が不安や緊張を吹き飛ばし、試合でいつも通りのプレーをする活力となりました。

 

1 渋佐知里(写真左)

誰もが失点を覚悟したときに、1プレーで試合の流れを変えるダイナミックなキーピングをする守護神。勝利の裏にはいつも、ムードメーカーとして精神的支柱として支えてくれた彼女の存在がありました。“守って速攻”という強みがあるチームに成長することができたのは、「ここでシュートを打たせたらキーパーが止めてくれる」という信頼と安心感があったからです。

 

今年は新型コロナウイルスの影響で思うように練習ができない日も続きましたが、今回のリーグ戦で優勝を目指して7試合を“果敢”に戦い続けることができたのは、4年生3人がチームを引っ張り続けてくれたおかげです。12月に石川県で行われる日本選手権も4年生を含めたメンバーで戦いますが、今大会をもって一区切りとなります。

また、実際に会場で試合を見て頂くことはできませんでしたが、保護者の方々やOGの皆さん・支えてくださったすべての皆さんの応援のおかげで無事に戦い抜くことができました。本当にありがとうございました。12月の日本選手権に向けて、ハンドボールができることへの感謝の気持ちを忘れずに練習に取り組みたいと思いますので、今後とも応援よろしくお願いします。(文責:篠愛里)

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