University of Tsukuba Rugby Football Club

ジュニア選手権入替戦・C戦vs慶應義塾大学

テーマ:試合レビュー

12/7(土)に慶應義塾大学日吉グラウンドにおいて大学ジュニア選手権の入れ替え戦である慶應義塾大学戦と慶應義塾大学C戦が行われました。

この試合は、大学選手権前最後の試合であり、ジュニアはカテゴリー昇格も懸かっているということで両試合とも負けられない大事な試合でした。また、DFで前に出て「Defeat」することをテーマに戦った試合でした。

ジュニア選手権 vs慶應義塾大学 5‐41 (トライ数1‐7) Lose  前半 0-7 後半 5-34

試合総評・MOM選出;永田駿(FW学生コーチ)

ジュニアカテゴリー昇格をかけた勝負であり、チームとしても選手権前の最後の試合だったこともあって大切な試合でした。
筑波大学としては接点にこだわることを掲げ、そのプレーは前半、随所に現れていました。
しかし後半は相手の崩れないDFに対して我慢比べで負けてしまい結果としては点数が離れての試合終了でした。
ただ、チームとしてやるべきことを体現できたことは次の選手権につながる良いものだったと感じます。
細かい修正をして、最高の状態で選手権に臨みたいと思っています。

<ゲームキャプテン石川千暁(4年•体育•洛北)のコメント>

慶應Jr戦・C戦の応援誠にありがとうございました。2試合とも自分たちが望んでいた結果を手に入れることはできませんでしたが、この試合で必ず「CHANGE」しようと掲げた接点、特にDFでの圧力や身体を張ったプレーを2試合を通して全員が見せてくれたことを誇りに思います。
しかし結果としては負けてしまいました。今後の大学選手権は結果として勝利しなければ次に進むことができない試合が続きます。この2試合の反省を活かし、「日本一」のチームになるために、一人一人がチームのためにできることを考え行動し、勝ちきれるチームになりたいと思います。
今後とも筑波大学ラグビー部の応援宜しくお願い致します。

<コーチが選ぶMOM>

この試合のMOMはCTB石川千暁(4年)です。

4年生ということもあるかもしれませんが、彼の指揮がなければ今のジュニアの結果がなかったと言っても過言ではありません。
ジュニアチームをよくここまで引っ張ってくれました。
怪我で苦しんだ時期もありましたが、最後のジュニアの試合に彼がグラウンドに立てていたことは大きかったと思います。
チーム杉山の成長にも大きく関わってくれた彼をMOMに選出します。

 

vs慶應義塾大学C 14‐19 (トライ数2‐3) Lose  前半 0-14 後半 14-5

試合総評•MOM選出;弘津陽介(4年•社工•神戸)

今回の試合は、専修大学C戦以来となる約6週間ぶりの試合でした。また、Cチームにとって今シーズン最後の試合となりました。

前半は立ち上がり早々に失点を許し、その後も自陣でDFをする時間が多くありました。しかし集中力を切らさず体を当て続け、ハーフタイム直前に失点を許すまで、粘り強いDFを継続しました。一方アタックでは得点できずにハーフタイムを迎えました。
後半に入り多くのメンバーが入れ替わった中、先制したのは筑波でした。モールを形成し、空いたスペースに飛び込んだHO石井のトライ。その後失点を許しますが、再度モールから得点し、残り25分で5点差を追う展開となりました。攻守が入れ替わる中でCTB塩井ら4年生を中心にトライラインを目指しますが、慶應の固いDFに阻まれ得点できず、ノーサイドを迎えました。

勝ち切ることができず悔しい結果となりましたが、なかなか試合機会に恵まれなかったCチームのメンバーからは熱量を感じ、随所で筑波らしい「泥臭いプレー」を体現していたと思います。シーズンはまだ続きます。今回の試合で経験したことを糧に、選手権に向けて各々が「CHANGE」する姿勢を持ち続けてほしいと思います。

<ゲームキャプテン塩井徹弘(4年•社工•砺波)>

沢山の応援ありがとうございました。
石川千暁を中心にジュニアメンバーが体を張って前回の試合に勝利し、C戦の機会を作ってくれたこの試合で、勝ちきれなかったことが、本当に悔しいです。
内容としては、空いているスペースをうまく攻められず慶應義塾大学の前へ出るDFにプレッシャーを受けてしまい、ミスが多くなってしまいました。しかし前後半を通してFW、BKともに気持ちの入ったDFをすることができたと思います。
長期のリハビリから復帰した2年生の樋上竹ノ内、1年生の池田も思い切ったプレーをみせてくれました。
また4年生の蕪木坪井宮下森田も気迫のこもったプレーでチームを鼓舞しました。
今週からは、負ければ引退となる大学選手権が始まります。杉山組の集大成に向け、チーム全体で勝つ雰囲気を作っていきたいです。

<選手が選ぶMOM>

この試合のMOMはSO児玉悠一朗(1年•体育•福岡)

後半35分に交代するまでSOとしてチームをコントロールし、時にはランやタックルといった強気なプレーでチームに勢いをもたらしました。まだ1年生ということもあり学ぶことも多いと思います。彼の伸びしろと今後の活躍に期待したいと思います。

<児玉悠一朗(1年•体育•福岡)のコメント>

慶應義塾大学戦の応援ありがとうございました。
個人的には関東甲信越大会から共にプレーをした4年生の先輩方と最後の試合になるかもしれないと思い、なんとしても勝利を手にしたいという思いで臨みました。
結果としては勝利を収めることはできませんでしたが、最後まで試合を楽しみ、自分の持ち味や泥臭さを表現できたと思います。ですが、チームとしてやりきれない所も多々ありました。まだまだ課題がありますが、これからまた練習して勝ち切れるチームになれるよう、そして個人としても上のチームにもっと絡んでいけるように頑張ります。

(試合レビュー担当:楢本鼓太朗•人文•文化学群1年)

【次戦予定】

全国大学選手権 vs同志社大学 12月15日(日) 14:00 Kick off

場所;東大阪市花園ラグビー場

 

今後とも筑波大学ラグビー部へのご声援よろしくお願いします。

 

 

 

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