第4回OBOGリレーインタビューは、須田和裕(すだ かずひろ)先生です。
須田和裕
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院 兼 環境・社会理工学院 社会・人間科学コース准教授・須田和裕 博士(医学)
今回は、第四弾ということで、元OB会長の須田先生にインタビューをお受けいただきました。
佐川:東京工業大学で准教授をなされていますが、どのような分野の研究をされているのでしょうか。
須田:分野はスポーツ科学や運動生理学を研究していて、今は脳波を使ったバドミントン志向の研究をしています。具体的にはビデオクリップを使ってインパクト前の脳の活動(脳波で調べられる範囲)などの研究をしています。
佐川:”研究者”を目指されたきっかけはなんですか?
須田:学生の頃に大学で授業を受けていくうちに、研究に携わって行きたいと思うようになり、今の研究者という職業に繋がっています。筑波大学のバドミントン部では、科学的な視点を持ちながらバドミントンについて考えることができるので、現在行なっているバドミントンの研究でもそういった体験が元になっているかもしれません。
佐川:当時の筑波大学バドミントン部と現在ではどのような違いがありますか。
須田:競技のレベルでは現在のバドミントン部には全然及びません。現在は体育専門学群の学生が多く所属していると思いますが、当時は体育専門学群の学生は私一人と少なく、理学類や人文学類や生物学類(今でいう生命環境学群)など様々な学類の学生が多く所属していました。体育専門学群におけるバドミントンの推薦入試は、おそらく私が所属していた時代に始められたと記憶しています。
佐川:現在の筑波大学バドミントン部にはどんなことを期待していますか。
須田:まずは、女子は今年もインカレで連覇して欲しいですね。男子も近年だんだんと力がついてきているのでインカレで男女アベック優勝をして欲しいなと思います。
佐川:ありがとうございました。最後に学生にメッセージをお願いします!
須田:今は良い成績を残すことができているので、このまま気を緩めず、もっと同等以上を目指して頑張ってください!応援しています。