2/11(火)に筑波大学第一体育館にて、茨城県の小・中・高校生を対象とした2020年第二回茨城県強化練習会、および指導者研修会が行われました。
今回は吹田先生と体育専門学群3年生の鈴木・田場が中心となって練習会を進めました。テーマは前回に引き続き『自分で考え行動する癖をつける』と設定し、前回よりも良い練習にするために、ブラッシュアップした内容を学生で考えてきました。
私たちのグループでは、ラリーやゲームの途中であえてプレーを止め、「なぜそこに打ったのか」「どんな展開を狙ったのか」「相手は今どうしようとしていたのか」、などを問いかけ、共に考え、子どもたちに言語化してもらうことを心がけました。
私たちも日々気をつけていますが、何気ない、意図のないシャトルを返球するという癖は恐ろしいものです。「相手は今何を考えているのか」「どのような戦略で試合に臨んでいるのか」「得意・不得意なコースはどこか」「パートナーは何を考えているのか」など、それらを的確につかみ判断し、自ら行動することは試合を有利に進め相手を上回ることに直結します。さらに言えば、このような能力はバドミントンにとどまらず、人生においても求められるものだと思います。学生達はそんなことも考えながら練習メニューを作成し、実際に指導に向き合いました。
前回同様、やはり教えるということは非常に難しかったです。しかし子どもたちの感想を読み、私たちの思いや指導などが少なからず伝わっていることを感じることができました。とても嬉しかったです。
このような練習会では、私たちも学ぶことや気づくことが数多くあり、関わらせていただけることに非常に感謝しております。今後も勉強し続け、様々な方の協力を得ながらさらに良い練習会にしていかなければならないと身に染みて感じています。次回はより一層充実したものとなるよう全力で頑張ります。
体育専門学群3年 鈴木利拓
※写真は留学生のハンさんが撮ってくれました。