7月20日に石川県の鹿島体育センターで、現地の中高生約130人を対象とした練習会を実施しました。今回のプロジェクトは、
・バドミントンを通じて子供たちが元気と笑顔を取り戻し、被災地での活力となること
・バドミントンの楽しさを知り、感謝の気持ちを持てる選手の育成
・指導者の指導力向上および選手たちへのアプローチ方法を学ぶこと
・コーチングの専門知識を兼ね備えた根拠あるグッドコーチングを学ぶこと
・選手たちにバドミントンの楽しさを教える指導方法を学ぶこと
を目的に行われました。
今回の練習会には多くの参加者が集まり、プログラムを作成する上で大変なこともありました。しかし、現地の生徒の皆さんが生き生きとバドミントンに取り組む姿を見て、バドミントンを楽しむことの大切さを再確認することができました。また、未だ避難所となっている体育館があると聞き、毎日練習に取り組めることのありがたさを再認識させられました。さらに、将来指導者を目指している私にとって、中高生と直接関わることができたのは非常に良い経験となりました。
現地の先生とお話しする中で、以前住んでいた家が全壊し、現在は寮で生活されていると伺いました。まだ復興が進んでいない地域も多く、大変なことが多いとは思いますが、被災地が一日も早く復興し、石川県の皆様が安心してバドミントンを楽しめるようになることを心よりお祈りしています。
最後になりましたが、今回の練習会を開催するにあたりご支援いただいた石川県バドミントン協会の皆様、ヨネックス株式会社様、株式会社ゴーセン様、北國新聞社様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
体育専門学群 1年 林野亮将