University of Tsukuba American football team

生きてます

テーマ:部員コラム

弊部を日頃から応援してくださる皆さま、そして僕のブログをみてくれた皆さま、ありがとうございます。

4年 DB 佐藤空です。

最近よく考えるのは、僕が今もアメフト部に所属していることはきっと1年生の頃の自分や周りの人には想像もつかなかっただろうなということです。真っ先にやめるだろうと自分自身が一番思っていました。

しかし、色々な出来事や人のお陰で続ける選択肢を選び、人に恵まれ、色々なことを通してこんな僕でも、少しだけ人として成長できた気がします。

それは何にも代えがたいです。しかし、僕はあくまで人として成長するためにやっているわけではなく、大きな舞台で歓声の中強い相手と対戦してドキドキするような感情を味わうため、そして勝つためやっているので、やはりそれを達成できないままでは悔いが残るなと感じています。

今年は入替戦もなく歓声もない中での試合ですのでどうしても完璧に満足してシーズンを終えることはできないかもしれませんが、初戦の東海大のような数段格上のチームと試合ができること、そしてそれがライブ配信(https://www.youtube.com/watch?v=Khc5rVOu_5c&feature=youtu.be)されるということは本当にありがたいことです(そもそもこのような状況の中でも試合ができるということ自体感謝すべきですね)。普段試合を観たくても観られない応援してくれている人たちにも観てもらえたら嬉しいです。

僕が1年生の頃、退部を止めてくれた当時4年生の嵐右京さんは『生きてるか』(http://excaliburs.jugem.jp/?eid=684)というブログで、「人生で一番楽しいのは今」とおっしゃっていました。それに対して僕も4年生になったとき『生きてます』と言えるようにと思い、続ける選択肢を選ぶことができました。4年生になってみて、確かに今までで一番楽しいのは今なのかもしれないと思います。でもこれからの人生も「今までで一番楽しい」を更新し続けて生きたいです。そのためには、アメフトを始めた時と同じように、いろんなことに挑戦していくのが大切なのではないかと思っています。

東海大戦はその一歩目です。

 

昨日登った筑波山山頂からの日の入りはそれまでの長い道中の疲れを忘れさせてくれました。生きた心地です。