4月8日に石の広場にて新歓祭が行われ、私たちもステージ発表を行いました。あらゆる手具を用いたオムニバス作品とG・組体操作品の2つを披露しました。当日は澄んだ天気のなか、多くの新入生に見てもらい、会場を盛り上げるのに一役買えたと思います。また、翌日は体育専門学群の新入生対象オリエンテーションでも演技を発表させていただきました。貴重な学内イベントを充実したものにできたのではないかと思います。
以下、担当者のコメントです。
何かを見たとき、「楽しそうだなあ、羨ましいなあ」という感情とともに「あの輪の中に私も入りたいなあ」という想いが生まれることがあります。新歓のニーズを考えた時、私はこの想いを引き出すことが新歓作品の最大のゴールであると思いました。そのために一番大切なのは部員本人が楽しんでいることだと思い、まだ出来ない技に挑戦してもらった部員もいます。同時にコマを進める上でもリズム感に心掛け、部員が退屈しないように工夫しました。しかしやはり進めていく上で、必ずしも毎回良い雰囲気の中では出来ず、その際の打開を上手く行えなかった点が担当者としての今後の課題であると反省しています。
また、今作品は体育専門学群生へのウェルカムパフォーマンスでも披露させて頂きました。多くのスポーツの場合、外的要因にパフォーマンスが左右されないよう努力するものですが、私は体操の場合は外的要因を良い変化として利用するべきだと思っています。今回、同じ作品を異なる対象に向けて連日行い、変化を意識できたことは今後の活動に活きる学びであったと思います。
反省点はありますが、初めての担当作品を無事お披露目でき、嬉しく思います。やどかり祭に向け改良を加え、作品として完結できるよう努力していきます。
(2年 菊池月)
今回初めて作品担当をさせていただきました。この作品では私が体操部で得た動く楽しさを見ている人に伝えることを目標にしていました。体操部に入部して一年が経ちましたが、作品をつくるなかでイメージを形にする難しさを改めて感じたくさん悩んだ期間にもなりました。また私自身がケガの影響で作品に参加できず、外側から見て外側からつくっていくことにもどかしさを感じることもありました。しかし本番では思わず嫉妬してしまいそうなくらい楽しそうな部員や足を止めてみてくれた予想以上に多くの新入生の姿を見て素直にうれしかったです。さらに体育専門学群の新入生オリエンテーションというパフォーマンスの機会も頂き、昨年私も感じた新生活へのワクワクを加速させるものになったらいいなと思いました。
まだまだ同期、先輩方に助けてもらうことばかりでしたが次の発表にむけてさらにいいものにできるよう、私自身も楽しさを伝えられるようがんばっていきたいです!
(2年 萩原沙里菜)