最終日、FIG gala や閉会式を通して、今回の遠征中の経験が思い起こされ、改めて「体操」の持つ力が実感できました。
遠征中、世界中の人たちと交流がしたくて会話を試みてもなかなか伝えたいことを伝えられず、国際交流の困難を経験しました。しかし、自分たちの演技を見て歓声を上げてくれたり、一緒に演技をして笑い合ったり、そんな場面にたくさん出会えました。それは、国際交流の困難を「体操」を通して乗り越えた瞬間であり、「体操」のもつ素晴らしい力だと思います。
世界体操祭という国際的なイベントに参加できたからこそ、この力に気づくことができたのだと思います。国際的な視野を持って「体操」を学ぶことに大きな価値があると実感しました。
幸いなことに、私はこれからドイツで留学する機会をいただいています。ギムナでの経験を糧にして、国際的な視野を持って体操を学んで来たい思います。
(院2年 金井茂樹)
