University of Tsukuba Gymnastics Club

第25回全日本ラート競技選手権大会

テーマ:ラート関連, 活動報告

1月25.26日につくばカピオアリーナにて第25回全日本ラート競技選手権大会が行われました。いよいよ四半世紀を迎えた今大会は、改めて広がるラートの輪を感じるとともに、ベテランや若手を問わず非常にハイレベルな熱戦が繰り広げられました。また、今年5月にアメリカで行われる世界大会の選考を兼ねており、筑波大学体操部からも見事に日本代表選手が選出されました。
 競技終了後に行われたデモンストレーションでは、どれもラート界を象徴するようなユニーク溢れる作品で、終始観客を楽しませていたと思います。私たち体操部は、揃えることに重点を置いた集団演技を発表しました。大きな拍手をいただけたことは何よりの喜びです。
以下、参加した部員からのコメントと競技結果になります。
 ラートインカレに引き続き、全日本ラート選手権で2回目の発表となる「筑波の花火後ろからみるか?前から見てね!」を担当しました。インカレでは、組体操×ラートの組み合わせでしたが今回は、ラートのみで魅せる作品としました。秋学期より3人の新入生が入ってきてくれたことにより基本的な動きをみせることができるよう、また、上級生のレベルの高さを活かせるよう工夫し、練習に励みました。新入生は、初めて扱う大きな器具(ラート)を用いて作品にとけ込むことはもちろんのこと、お客さんに魅せるというところまで意識できていたように思えます。短期間での成長が素晴らしく、これからが楽しみです。また、全体としてもとてもまとまり、2020年初の大きな花火を打ち上げることができたのではないでしょうか。文面だけでは伝わらないところもあると思いますので、3度目の発表【つくば体操フェス】に、ぜひ、足をお運びください。
 また、私事ですが、今大会で直転7位と総合6位で入賞いたしました。直転では、1年生の全日本の際に憧れて取り組み始めた技を、やっとビシッと決めることができて悦に入っております。技ができたりできなかったり、自身の感覚形成はもちろんのこと、毎回同じようにといかないのもラートの面白さの一つです。できるようになりたい技がうまくいかないと嫌になってしまうものですが、そこも含めてラートは奥が深いなと感じ、ゆるゆると今後も遊んでいきたいなと思っております。
(3年 大畠未都来)
 
私はデモ作品に参加させていただきました。初めて参加したラート作品ということもあり出来る技が非常に限られた中での参加だったのですが、その中でも自分なりに最大限、作品の雰囲気を表現できたのではないかと思っています。ただ、まだラートの基本的な扱い方をまだ身体でしっかり理解しきれていないので今後作品でみんなで難しい技を揃える要求に応えられるように日々考えながら練習を積み重ねていきたいと強く思う発表でした。
 また、補助役員として試合に関わる傍ら予選、決勝ともに演技を見させていただきました。選手たちの演技中のかっこいい姿、上手くいかず悔しがる姿、逆に思い思いの演技ができて満足する姿を見て、自分も早く競技者として関わりたいと思いました。まずは来年のインカレに向けて、また次の全日本の舞台でも活躍できるように基礎からしっかりと身につけていきたいと思いました。
(1年 佐々木壮志)
【競技結果】
<女子総合>
1位 堀口 文  特任助教
2位 松浦 佑希 人間総合科学研究科 博3
3位 瓜兼 汐里 人間総合科学研究科 修1
5位 山田 光穂 体育 4年
6位 大畠 未都来 体育 3年
8位 冨名腰 真子 人間総合科学研究科 修1
<女子斜転>
1位 堀口 文 特任助教
2位 松浦 佑希 人間総合科学研究科 博3
3位 瓜兼 汐里 人間総合科学研究科 修1
5位 冨名腰 真子 同上
6位 山田 光穂 体育4年
<女子直転>
1位 堀口 文 特任助教
2位 瓜兼 汐里 人間総合科学研究科 修1
3位 松浦 佑希 人間総合科学研究科 博3
4位 山田 光穂 体育4年
6位 冨名腰 真子 人間総合科学研究科 修1
7位 大畠 未都来  体育3年
<女子跳躍>
1位 松浦 佑希 人間総合科学研究科 博3
2位 堀口 文 特任助教
3位 瓜兼 汐里 人間総合科学研究科 修1
4位 山田 光穂 体育4年
8位 萩原 沙里菜 体育2年
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