こんにちは!
この度、広報局でウェブサイトの運営を担当することになりました、町田健一郎(社会学類3年)と申します。
このウェブサイトでは主に、Twitter、Instagram、YouTubeではなかなか語れないようなコアな情報を発信していこうと考えています!
現時点で考えているのは…
・チームビジョンの紹介
・チームを運営する「7つの局」
・Youtube動画制作の裏側
・インカレ優勝秘話
・あの頃を振り返る
・留学体験記
・気ままにフリートーク
などなど!いろいろな企画を考えて参りますので是非これから定期的に覗きにきてくださいね!
さてさて、初回の今回は「男子ハンドボール部が掲げたビジョンとは」についての話をしていきたいと思います!
ビジョンを掲げるとチームにどのような影響が生まれるのか。そして実際のビジョンをもとに筑波大ハンド部の取
り組みの例を紹介しています。
堅苦しいような説明が多くはなっていますが、「なぜ筑波大学は日本トップレベルの競技力を誇るのか」
を知るうえでも欠かせない考え方になってくるのでぜひ読んでみてくださいね。
ビジョンとは将来の理想像
そもそもビジョンとは何なのか。
実際に、調べてみると「将来のあるべき姿を描いたもの、未来図、将来の見通し、構図」と出てきます。
基本的にビジョンとは、未来を表す言葉として使われることがほとんどです。
ビジョンを掲げるということは、将来どんなチームになっていたいかを構想、設定することでき、「今自分がチー
ムにできることは何か」をより明確に考えやすくなります。そして、ビジョンを掲げることが組織を正しい方向へ
導く”道しるべ”となるのです。(そのため日ごろのミーティングでもちょくちょくビジョンの話をしています)
ビジョンの大切さがわかったところで、我々のビジョンを紹介していきたいと思います。
「学生ハンドボール界が目指したくなるチーム」
これが2020年度、筑波大学男子ハンドボール部が掲げたビジョンです。
学生ハンドボール界とは大学生のみならず中学生、高校生のハンドボール選手を対象にしています。
では学生ハンドボール界が目指したくなるチームとは何なのか?
具体的には、
・ハンドボールを楽しんでいるチーム
・練習やトレーニングに全力で取り組むチーム
・学年関係なく意見が言い合えるチーム
・ビジョンやルールへの取り組みを徹底できるチーム
・一人ひとりが筑波大学男子ハンドボール部員として自覚のある行動をとれるチーム
であると選手一同で定義しています。
これら5つの項目はいわば「日本一のチーム」を作るうえでも重要なポイントではないでしょうか。
当然、中高生から憧れられる存在になるには日本一強いチームになることが必要課題だと考えられるからです。
そう。僕らが幼少期、目を輝かせて憧れた仮面ライダーが、どんな相手にも全力で戦い無敵を誇ったのと同じように…
ビジョンを達成するための取り組み
2019年度、筑波大の全国制覇に大きく貢献した元キャプテンの山田暁央(やまだあきひさ)さんは、何度もミーティ
ングの中で、学生の憧れになるためには「当たり前のことを当たり前にしなければいけない」と何度も述べていま
した。(とても素晴らしいキャプテンでした、、、)
そんなの当たり前じゃん!と思うかもしれませんが、当たり前のことをちゃんと当たり前にすることは、一番単純
でありながら一番難しいことです。
口頭でいくら確認したところで“なあなあ”になってしまいがちなので、我々はそれを実際にアクションプランと
して「コート内でに取り組み」「コート外での取り組み」の二つの観点から可視化できるようにしました。
コート内での取り組み
・100%でプレーする(シュート、ルーズボール、速攻の戻りなど)
・士気が上がるポジティブな発言をする
・どんなプレーにもリアクションを徹底する
・練習中のメニュー間の切り替え、行動を素早くする
コート外での取り組み
・身だしなみを整える(寝ぐせ、シャツイン、サンダルの使う場をわきまえる)
・AD※としてのブランディング(試合や練習など、チームとしての活動時はアンダーアーマーで統一する)
・整理整頓
➡集合までに靴以外の荷物はリュックの中に入れるか整えておく。
➡リュックは閉めた状態で向きをそろえる。
・挨拶、ホウ・レン・ソウの徹底
・マナーを守る(歩きスマホ、電車内の言動など)
・安全に配慮する(移動時のイヤホン、傘さし運転など)
・チームの活動に対する準備
➡飲酒、睡眠時間は100%で取り組むことができる範囲内までに自己管理する
このように”当たり前”を実際に文字に書き起こし、ビジョンと照らし合わせ選手らに提示したことで、より一層、
個人個人の意識レベルの向上へと繋がるのではないでしょうか。
以上にように、初回である今回は「筑波大学男子ハンドボール部が掲げたビジョンとは」についてザックリとではありますが紹介してきました。
これからも、このような”コアな”男子ハンド部の姿を随時紹介していきたいと思いますのでご拝読のほどよろしくお願いいたします!
3年 町田健一郎
※AD(アスレチック・デパートメント)とは、筑波大学で2018年4月に筑波大学学長のリーダーシップのもと、
大学スポーツの健全化と価値の最大化を図ることを目的とした大学の中のスポーツ部局のことです。
ADについて詳しい情報はこちら➡https://athletics.tsukuba.ac.jp/about/organization/