筑波大学オープンキャンパス

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筑波には未来がある

部紹介Introduction

テーマ戮力協心(りくりょくきょうしん)

部員数
20人以下
所属学群
体育専門学群, 情報学群, 医学群, 総合学域群, 人間学群, 大学院
練習場所
中央体育館1F・体操場
主な成績
  • Gym for Life Challenge2017 銀メダル
  • 世界体操祭2023 出場
  • 第17回全日本学生ラート選手権 団体優勝

チーム紹介動画Promotion video

メンバーインタビューMember interview

筑波大学体操部
  • 松尾 駿(体育3/主将)
  • 中本 千香(医療科学類2年)

― 私が目指す「体操」

松尾
私たちがやっている「体操」は、内容が殆ど競技ではなく順位を競うものではありません。部員全員が一緒に体を動かして作品作りから一緒にやるので、そこから部員全員がそれぞれの意見を出し合って、部員全員が協力して動きながら、一つの作品を作り上げていくことを目指しています。
中本
共に活動している人、仲間だけでなくて、見てくださっている皆さんとも一緒に動くことの楽しさを共有をすることができる「体操」を目指せたらいいなと思います。

― 筑波大学をどう思っていた?

松尾
元々は別の大学を目指していたので、共通テストが終わってから体育で行ける学校探したときに、筑波大学が「体育の東大」って言われていると聞ききました。だから国立大学で、これだけスポーツに力を入れている学校は無いなという印象でした。
中本
多様性に富んだ大学だなと思っていました。自分は医療系大学をずっと探していたので、医学生しかいないような大学もたくさんある中で、他の国立大学にはない体育専門学群や芸術専門学群など、いろんな学部があったりとか、留学生の割合が非常に高くて、いろんなバックグラウンドを持った人と交流できそうな大学だなと思っていました。
筑波大学体操部

― なぜ体操部に?

中本
小学生のときからずっとモダンバレエをやっていて、中高6年間は新体操をやっていたので、せっかく筑波大に入るなら文武両道で競技を何か続けられたらいいなと思っていました。入学前からずっとダンス部のファンでダンス部に入りたかったのですが、自分の学業と両立していくことを考え、新たに探したのが体操部でした。
松尾
小学3年生から競技エアロビックをやっており、現在も個人でエアロビックのインカレや全国大会にも出場しています。
結構年上の先輩で筑波大体操部に所属しながらエアロビックを両立していた先輩から、頑張れば両立できると聞いていて体操部の体験には行ったものの、とりあえず、1年次はエアロビック一本で頑張りたいと思い、部には所属せずに一人で学外施設を予約して練習をしていました。しかし、やっぱり寂しいなと思い、2年次に上がるときに1年下に入学してきたエアロビックの後輩と一緒に再度体操部に体験へ行き、入部することにしました。
部活の活動時間内では体操部のみんなと一緒に基礎的な運動や集団演技等の練習をしているので、エアロビック競技やラート競技にも取り組む学生は、部活前や終わった後など部活時間外に自主練という形で練習しています。

― 今のチームで学んだこと、チームの好きなところ

中本
できるできないっていうのがあまり重要視されなくて、いかに仲間と動くことを楽しめるかが重要だということを学ぶことができました。そのような特徴があるから、他の部活に比べて体育専門学群生以外の割合が非常に高くて、今の部員は半数以上が体育以外に所属している点が大きな特徴だと思います。
体操部は全く競技歴の無い人から、松尾さんみたいに自分の競技で日本代表経験のある人まで全く異なるスポーツ歴の人が同じチームで活動しているのですが、お互いが尊重し合って活動できているところが好きなところです。
松尾
これまで自分は競技(エアロビック)をやってきて、ずっと優勝目指してやっていたので、勝てないと楽しくないと考えていました。体操部では勝ち負けが無く、ただ作品を作ってイベントで発表するという活動なので、勝ち負けが無いとあまり面白くないのではないかというのが1年目に体操部に入らなかった理由でもあります。しかし、作品を作っていく中で、勝ち負けが無くプレッシャーもある訳じゃないけれど、ただ「音楽に合わせて体を動かす」ということの純粋な楽しさを改めて学ぶことができました。
チームの好きなところは、学群もバラバラだし、新体操経験者から全く体操経験が無い人(水泳やダンスなど)まで様々な背景を持った人がいて、上手下手は関係なく、誰も見捨てずに、みんなで一つになって進んでいこうという姿勢が好きなところです。
筑波大学体操部

― これからの目標(直近の目標、人生の目標)

中本
来週から始まる世界体操祭(7/30~8/5@オランダ)でチームとしても個人としても、今できる最大限を発揮して作品を発表することが直近の目標です。筑波大学体操部について世界のより多くの人に知ってもらえたら嬉しいなと思っています。
人生の目標としては、専攻の医療科学類の分野で、日本の素晴らしい基礎研究を生かして、一人でも多くの患者さんを救えるように臨床開発を行うことです。将来私が関わった医療で救われる患者さんが一人でも多くなるといいなと思っています。
松尾
直近の目標である「世界体操祭」に関しては、もう1年以上前から準備してきているので、その集大成として成果をしっかりと発表することです。[⇒現在参加中!世界体操祭の活動報告はこちら
人生の目標は、自分は競技エアロビックをこれからも続けていく予定なので、まずは選手として、世界で活躍する選手に成長することです。エアロビックはまだまだマイナー競技なので、選手を引退した後も関わりを持って、その発展に貢献していけたらいいなと思います。エアロビックをオリンピック競技にしたいです!

― 未来のチームメイトに一言

中本
今、進路に関してたくさん選択肢があって悩むことも多いと思いますが、自分が出した結果に後悔は無いと思うので、思う存分悩んでほしいなと思います。その中の選択肢の一つとして、体操部での活動を考えてくれたらとても嬉しいです。ぜひまたお会いしましょう!
松尾
体操部は字面だけ聞くと、バク転とか、アクロバティックとか難しいことばかりしてるように感じるかもしれないですけど、全然そんなことはありません。全く運動経験や体操経験がなくても、Gボールやラートなど今まで体験したことのないようなことがいっぱい経験できる場所なので、刺激を求めてぜひ来てくれたら嬉しいです。
筑波大学体操部

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