筑波大学オープンキャンパス

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筑波には未来がある

部紹介Introduction

スローガン日本一・弓道界のフロントランナー

部員数
21~40人
所属学群
体育専門学群, 人文・文化学群, 生命環境学群, 理工学群, 医学群, 総合学域群, 大学院
練習場所
蓬矢館弓道場
主な成績
  • 第34回全国大学弓道選抜大会 男子3位
  • 第70回全日本学生弓道選手権大会 女子3位

チーム紹介動画Promotion Video

メンバーインタビューMember interview

筑波大学弓道部
  • 後藤 大賀(体育3年/主将)
  • 永井 美桜(人文2年/指導係)

― 私が目指す「弓道」

後藤
私が目指す弓道は「チームメイトと信頼関係を築けている弓道」です。
弓道は他のスポーツに比べてやや特殊な特徴があります。自分がいかに点数を落とさないかという競技です。これが、団体戦になると、 5人がいかに点数を落とさないかということです。チームスポーツだと、バスケを例に挙げると、相手に点数を取らせずに自分が点数を取るというスポーツになります。
だからこそ、弓道はかなり、個人競技だと思われがちだと思います。しかし、これは弓道の一側面でしかなく、やっぱりチームの人間関係が影響してくるスポーツです。主将になったからこう考えるようになりましたが、やはりチームとして弓道をやるとなると、どのようにチーム内の繋がりを保っていくかという点が重要になってくるスポーツだと思っています。
永井
勝つための弓道の前に、「正射」の技術を優先度高く磨いていきたいというのが私の目指す弓道です。
弓道には「正射必中」という言葉があります。正しく打つと必ず当たるという意味です。 私は高校の時に弓道を始めましたが、入部する前にこの言葉を知って、すごくいいなって思ったんです。
弓道は武道ですが、やはり大学でも続けるとスポーツとしての側面が強いと感じる時もあります。当てないと勝てないです。だけど、その当てるためには自己流にいくのではなくて、弓道で大切にされている技の部分をしっかり磨き上げることで、当たることに繋がっていくという考え、これがすごいいいなと思っています。
チームとしては「チーム力」がとても大切だと感じています。先輩になって後輩ができる立場にもなったので、いかにチームの信頼関係を深めていけるかが重要だなと感じています。
筑波大学弓道部

― 筑波大学をどう思っていた?

永井
筑波大学に興味を持ったのが高校2年生の最初の頃です。
まず一番興味をそそられた理由が、私自身、田舎出身なので緑がいっぱいある広いキャンパスです。また、筑波大学の人文学類が他の大学の文学部とかと比べてもサポートが手厚いということを聞いたことが2つ目の理由です。3つ目として、カリキュラムを自分で組む時に他の学部の授業も取りやすいということで筑波大学を希望しました。
後藤
僕はそもそも大学に行こうと思ってなかったんです。高校3年生のギリギリの時期まで就職をするつもりで動いていました。その中で、弓道部でそれなりに成績も残していたところ、「推薦」という話が上がりました。
僕はそもそも大学のことを知らなかったのですが、後から調べてみると、調べれば調べるほどすごいなと思いました。

― 今のチームで学んだこと、チームの好きなところ

後藤
筑波大の弓道部で一番特徴的なところが、男子と女子がほぼ同じ時間帯でずっと練習をしているところです。僕は高校の時、男子しかいなかったので、そもそも男女が同じ場所にいて練習すること自体が初めてでした。そうすると僕にとっては、人間関係が余計複雑になります。ですが、みんな弓道が好きで来る人ばかりなので、そこが僕にとってこのチームの好きなところです。

このチームで学んだことは、僕は人と関わることが苦手な方なのですが、今は僕が主将としてチームを引っ張らなきゃいけない立場になりました。今まで甘えていた部分を切り離さなきゃいけないことが多く、大変なこともありましたし、失敗も多かったです。だけど、少しずつ成功体験を積み重ねると、楽しいんだなって感じるようになっています。そういった部分が、今までの3年間で学べたことです。
永井
そもそも、私にとって体育会の弓道部に入部するということは、厳しくやっていくような部活に入る初めての経験でした。時間を守る大切さとか、目上の人に対する態度とか、そういった礼節を学びました。また、普段の行動がいかに見られているかということにも気付きました。
最初の頃はやっぱり結構大変だなと思うことも多かったですが、一年経ってみるとやっぱりそういうことって大切だなって感じることが、部活以外の場面で増えたので、すごく大きな学びだなと思っています。

チームの好きなところは、弓道部は正規練習でみんなで集まって練習する日が週4日ありますが、それ以外に自主練習にもみんながよく来ているので、ほぼ毎日会うんです。そうすると必然的にコミュニケーションを取るようになるので、一年間でとても仲が深まります。私も高校時代はそんなにコミュニケーションが得意な訳ではなかったのですが、ここに来て、こんなに人と深く関わりを持つことが初めてなので、お互いをよく知っている人がたくさんいる環境に居るのがすごく楽しくて、そこがこの部活の好きなところです。
筑波大学弓道部

― これからの目標(直近の目標、人生の目標)

後藤
競技スポーツなので、まずは競技として、インカレに向けて取り組んでいます。
弓道部は、3年生が主将で、4年生は引退するかそのまま続けるかを選べるようになっています。11月に4年生にとっての引退試合があるので、チームとしてはその試合で男女両方で優勝して、日本一になるということを目指しています。やはり、試合で勝ったら楽しいですし、男女が両方一緒に優勝や、良い成績を残せるほど楽しいなと単純ですけど僕はそういったところが大事だと思っています。この限られた4年間、それを体育会の部活で過ごすことは特殊なことだと思っていて、その貴重な4年間の中でさらに貴重な経験をしたいです。

また、4年生にとって最後の試合は、やっぱり3年間を一緒に過ごして、色々思い出があって、すごく尊敬している方たちなので、最後の試合まで一緒に弓を引いて、そこで勝てればもう大満足です。
「試合で勝つ」と言うと単純に聞こえてしまうかもしれないですが、僕はそこが目標です。
永井
弓道が好きだったのと、弓道をするにはすごく良い環境ということを知り、弓道をしっかり続けたいという思いで筑波の弓道部に入りましたが、勉強でもやりたいことがあります。理想としては両立を目指していきたいなと思っています。
その中で、時間の取り方が大事だと感じています。やっぱり部活をする時は、部活に集中する時間にする。授業の時は、授業に集中してしっかり取り組む時間というようにしっかり定めることが大事だなって思っています。
そのためには毎日の生活習慣がすごく大事になってくるなと感じているので、毎日のメリハリをしっかり付けていくことが、4年生になった時に大学生活満足できたかどうかを決めるカギになるかなと思っています。
筑波大学弓道部

― 未来のチームメイトに一言

永井
筑波大学の弓道部は他学(体育専門学群以外の学生)も半分ぐらいいる部活です。私も最初入る時に、筑波大学の体育会の中だと、他学はちょっと違う扱いなのかなと思いつつ入ってきましたが、一回入ってしまえば全然そんなことはないんです。
また、指導してくれる方が知識をいっぱい持った方で、すごく良い環境だなと思うので、筑波大学は特に体育の大学としても有名ですが、もし弓道続けたいって思うけど迷っている人がいたら、そこは怖がらずに、ぜひ一緒にやってみましょう!
後藤
今後僕がどういうチーム作りをするかにもよると思いますが、筑波大学はこれからの体育会を引っ張っていこうっていう意識がある場所ですし、想像するような怖いところではないといこうことを伝えたいです。世の中の「体育会」という悪いイメージを持たずに来て欲しいですね。
そして、楽しく弓道を学んで、試合に勝つために何をするかということを4年間で考えられる場所だと思っているので、ぜひ入学を検討して頂いただければと思っています。
筑波大学弓道部

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