University of Tsukuba Orienteering Team

競技説明

筑波大学オリエンテーリング部とは?

北欧発祥のナヴィゲーションスポーツ、オリエンテーリングを行う筑波大学の課外活動団体(体育会所属)です。
1975年(昭和50年)に創立、オリエンテーリング愛好会として活動してきましたが、2014年に部会昇格手続きをとりました。一時は100人を超す大所帯でしたが、近年人数が激減し廃部寸前に。そこからなんとか持ち直し、現在は67名程度で活動しています。そういった意味では、歴史を持ちながらも「これから」のクラブです。

体育会所属ということで、陸上競技場すぐ横にある体育系サークル館2Fに部室を所有しています。

オリエンテーリングとは?

オリエンテーリングとは、地図とコンパス(方位磁針)を用いて山野や市街地、公園など様々な場所を走り、地図に指定された地点(コントロール)を順番に通過してゴールするまでのタイムを競うスポーツです。タイムを競う競技であるため走る能力が求められますが、それだけでなく地図を読む能力が必要となることも特徴です。

 オリエンテーリングは一人で行う個人競技です。競技者は1分以上の間隔をつけてスタートします。スタートすると同時に地図を渡され、そこで初めてどこにコントロールが置かれているか知ります。走りながら地図を読み、EカードやSIカードなどの専門の器具を用いてコントロールの通過を記録しつつゴールを目指します。

オリエンテーリングの種目

オリエンテーリングの種目は・スプリント ・ミドル ・ロング の3種類があります。

スプリントでは市街地や公園などの2~3㎞のコースを走ります。瞬間的なルートの判断力やハイペースで路面を走る脚力が求められ、優勝者は約12分でゴールします。

ミドルとロングは山野で行われる種目ですが、それぞれコースの距離が異なり、ミドルは46㎞、ロングは10km程度を走ります。これらの種目では道を外れて走ることも多く、不整地を走る脚力、適切なルートを判断する読図能力、これらの力を維持するための持久力が重要となります。

様々な種目のオリエンテーリングに参加することで、普段は行かないような場所を走ることができることもオリエンテーリングの魅力です。また、走るだけでなく、クロスカントリースキーやマウンテンバイク、車いすなどを用いるオリエンテーリング種目も存在します。その他、リレー形式の団体戦など、オリエンテーリングは様々な形式で行われています。

オリエンテーリングについてより詳しく知りたいと思った方は、以下のサイトもご覧ください。

  • KOI’s Web
    (オリエンテーリング日本代表・筑波大OB小泉選手のページ)
  • オリエンテーリング
    (笹川スポーツ財団「スポーツをもっと知りたい!」)

簡単にまとめるならば、地図を読んで森・市街地を走り、与えられたチェックポイントをいかに早く回るかを競うスポーツです。よく小学校などでレクリエーションとして歩いて行うことがありますが、タイムを競うスポーツであるため、走るのが基本です。スウェーデン軍の斥候訓練が由来だとされています。

とはいえ、百聞は一見に如かず。上記リンクからもいくつか動画が見れると思いますが、次の動画も参考にしてみてください。国際オリエンテーリング連盟(IOF)が作成した動画です。

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