TSA活動レポート

平成30年度第1回TSAコーチフォーラムを開催しました

掲載

5月30日に、平成30年度「第1回TSAコーチフォーラム」を開催いたしました。

今回のコーチフォーラムは、昨年度、渡米された奈良先生(硬式野球部)、榎本先生(陸上競技部・中長距離)をお招きし、「海外研修活動報告」をテーマに講演いただきました。当日は各運動部の顧問、監督等教員、学生スタッフならびに教職員等、37名が参加されました。

はじめにTSA実行委員長の岡田先生よりコーチフォームの趣旨、目的についてご説明いただき、参加者間で共有を図りました。
奈良先生の講演では、2017年1月から2018年1月までの1年間、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスで経験したBaseball、実際にみた大学スポーツとしてアスレティックデパートメント等の取り組みを踏まえ、コーチング現場やスポーツ環境におけるアメリカと日本の違いや気づきについてお話いただきました。

奈良先生 講演の様子

榎本先生の講演では、2017年12月から2018年3月までの3ヶ月間、陸上競技・中長距離種目のメッカであるアメリカ・オレゴン州での現地調査、世界で活躍するアスリートが多数所属する「オレゴンプロジェクト・チーム」におけるスポーツ科学を取り入れたトレーニング法を紹介いただきました。

興味深いアメリカのスポーツ界の取り組みについて積極的に話を聞く姿勢が多くみられ、参加者からは質の高い内容の質疑応答がなされました。今後も各運動部指導者間の情報共有の場を設定し、各運動部の強化現場で活かしていけるよう本事業を継続していきたいと思います。

榎本先生 講演の様子


『平成30年度 第1回TSAコーチフォーラム』

1.目的
 ・各運動部の顧問教員・コーチの交流の場をつくり、各指導者の日頃の活動での課題、問題点などを共有しディスカッションを行い今後の活動、指導に活かしていく。
 ・運動部指導者間の交流の中で横のつながりを深める。
2.実施日 2018年5月30日(水)17:00~19:30
3.場所  体育芸術エリア5C棟216教室
4.参加者 37名(各運動部顧問・監督・コーチ・トレーナー・マネージメントスタッフ(学生含)、その他教職員)

5.実施内容
 (1)講演(質疑応答含) 17:00~19:30    
  ・テーマ「海外研修活動報告」    
   講師①:体育系 奈良 隆章 助教 硬式野球部・助監督
   講師②:体育系 榎本 靖士 准教授 陸上競技部(中長距離ブロック)・コーチ
 (2)懇親会 19:30~21:30
   コーチフォーラム実施後、フリーディスカッションを含めた懇親会を開催。講師・指導者間の交流を図る。