TSA活動レポート

【東京2020インタビュー#5】ハンドボール・吉田守一さん

掲載

東京2020オリンピック・パラリンピックに出場した本学アスリートの皆さんに、東京大会の感想や今後の目標、後輩の皆さんへのメッセージなどをお伺いしました。
第5弾は吉田守一さんです。ぜひご覧ください。

 

 ハンドボール 

吉田 守一 Syuichi Yoshida
体育専門学群3年

<主な競技成績>
2019.11 全日本学生選手権 男子ハンドボール部優勝(14年ぶり4度目)
2020.1 アジア選手権出場(3位)*18歳で日本代表入り
2020.2~ タルヌフ(ポーランド1部リーグ)所属
2021.1 世界選手権出場(19位)
2021.8 東京オリンピック[ハンドボール男子:11位]

東京五輪にて(写真:アフロスポーツ)

―初めてのオリンピックの舞台で戦った感想は?

まず、子供のころからテレビで見ていた舞台に自分が立てたこと、世界を舞台に戦えた自分を誇りに思います。今回は無観客での開催だったということもあり、プレッシャーを感じ過ぎずにプレーできました。

―吉田選手にとって、東京2020オリンピックはどのようなものでしたか?

もちろん出場するからには金メダルを目指しましたが、それと同等に世界の舞台をしっかり感じようと考えていました。結果を残した人が大きくメディアに取り上げられることから、次回のパリオリンピックでは勝ちにこだわらないといけないと思いました。

―自国開催のオリンピックに出場できたことについてはどのような想いがありますか?

自国開催関係なくオリンピックに出場できたことが私の財産です。

五輪後に。男子ハンドボール部の藤本監督と

 

―学業と海外リーグ挑戦を両立しようとした理由を教えてください。また、ポーランド生活の中でオンライン授業や課題に取り組んでいる吉田選手。両立のために工夫や意識していることは?

人としての深みを出すために知識は蓄えた方がいいと思ったからです。
両立をするために、課題を溜め過ぎず、練習の合間に行なっています。

―自身の研究活動は、競技活動へどのように活かされていますか?

上手くいかない時に合理的なハンドボールを心掛けています。

2021年1月世界選手権で活躍した吉田選手

―今後の目標や夢を教えてください

ヨーロッパのビッグクラブに移籍することです。

―最後に、筑波大学の学生(後輩)たちへメッセージをお願いします!

日本のスポーツ界をともに盛り上げていきましょう!

 

2021世界選手権では筑波大生&OBが6名出場!
※写真左から(学年は当時):吉田守一(体育2),坂井幹(2018卒),徳田廉之介(体育4),
高野颯太(体育4),徳田新之介(2018卒),出村直嗣(2012卒)

 

ポーランドリーグのタルヌフでは、吉田さんの他、徳田廉之介さん(2020年度卒)も所属しプレーしています。卒業生の活躍にもご期待ください!

 

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