University of Tsukuba Rugby Football Club

vs福岡大学 レビュー

先週末68日(土)、筑波大学ラグビー場にて練習試合・福岡大学A戦、福岡大学B戦が行われました。

 

vs福岡大学A 36-26(トライ数:6-4) Win

 試合総評・MOM選出;村上大記(BKコーチ)

この試合は、先週行われた日本大学戦からどのような変化を起こすことができるか、チームにおいても個々の選手においても、筑波大学ラグビー部としての矜持が求められた一戦となりました。しかし、試合開始直後に先制トライを許すと、その後も接点での甘さや簡単にボールを失う場面が続き、試合を通して流れを引き寄せることはできませんでした。試合終了間際まで福岡大学にリードを許すも、FWのラインアウトモールからのトライで逆転し、スコアこそ36-26で勝利を収めましたが、内容に関してポジティブな要素があまり見られなかった試合となりました。

CHANGE」というスローガンと「日本一」という目標。この二つをただの言葉で終わらせない為に、何を変えなければいけないのか。チーム全員で考えて、取り組んでいきたいと思います。

 

PR増田瑛(ゲームキャプテン・4年・St. Thomas)のコメント>

今回の試合では、試合の入りを意識しようと掲げていましたが、入りの部分で福岡大学のアタックに対して、接点で受け身になってしまった他、試合を通してハンドリングのミスやブレイクダウンで後手に回り、主導権を握ることが出来ませんでした。

今後は、受け身になった接点にフォーカスし、試合で活かせるように日々の練習に取り組んでいきたいと思います。

 

<コーチが選ぶMOM>

この試合のMOMは、HO髙田風吾2年・桐蔭学園)です。

チームの課題であるコンタクト局面で、最も戦う姿勢を示していた髙田。アタックにおいてもディフェンスにおいても接点で前に出ることで、チームに勢いを与えるプレーを見せた選手です。

 

 

vs福岡大学B 57-12(トライ数:9-2) Win

 試合総評・MOM選出;堀込紀行(FW学生コーチ)

この試合は、今年のスローガンである「CHANGE」を、タックルやブレイクダウンなどの接点において体現できた者とできなかった者が明白に別れた試合でした。

FWは、スクラムでの優勢を維持できたものの、ラインアウトの獲得率が低いことが課題となったため、今後チームとしての改善が求められます。一方BKは、細かい判断ミスや連携ミスはありましたが、展開して外でトライを取りきるシーンが多く見られたことは収穫となりました。

春シーズンも残り4試合と数少ないですが、今回の試合で出た課題を修正し、部員一人ひとりが「CHANGE」して「日本一」という目標に向かっていきたいと思います。

 

<PR小山峻哉3年・茗渓学園)のコメント>

前半はセットプレーからゲインを重ね、自分達がやろうとしていることが出来たと思います。しかし後半、足が止まってきた時に身体を張り続けることが出来ずに失点する場面があり、チームの勢いを失ってしまったように思います。

今後は、この試合で課題として挙がった接点にフォーカスして練習に取り組み、下のグレードからチームの底上げをしていきたいと思います。

 

<コーチが選ぶMOM>

この試合のMOMPR横木海斗3年・旭野)です。

スクラムで常に相手にプレッシャーをかけ続け、筑波のスクラムの優勢に貢献した横木。フィールドではこれまでの自分を「CHANGE」する意識が最も表れていた選手です。特にDFでは、味方への声かけ、ブレイクダウンでの好判断など良いプレーを多く見せました。

 

 

【次戦予定】

616日(日)

関東大学春季大会 vs拓殖大学 13:00 Kick off

練習試合     vs拓殖大学B 15:00 Kick off

 

今後とも筑波大学ラグビー部へのご声援よろしくお願いします。

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