今振り返ると、入学した当初の4月、今まで競い合う環境でラグビーをしてこなかった自分が強豪筑波に身を投じ、まるで段違いのポテンシャルを持つ先輩方を見て何度も挫折すると同時に、自分に火を灯してくださいました。
今まで多くの勇気と感動を与え続けてきた筑波の杉山組も、いよいよ負ければ終わりの試合が始まり、発足から掲げてきた「日本一」への挑戦が繰り広げられます。今までとはまた違う緊張感の中での試合であり、私自身も経験したことのない緊張感を間近で感じると思います。
1日でも多く4年生とラグビーがしたいと多くの部員が口にする中、それはいったい行動に現れているのでしょうか。チームの一員としてもう一度考え、チームに勝利を呼び込むような行動が今一度求められているような気がします。4年生の一言で松岡祐斗(体育専門学群・4年)さんや熊谷兼人(社会工学類・4年)さんがお話したように「試合に出たメンバーだけが日本一になるのではない、チームが日本一になるんだ…」。これを念頭にもう一度チーム一丸、「One team」となって全員で目標を達成しましょう!!
さて、12/15(日)に花園ラグビー場にて大学選手権の3回戦である同志社大学戦が行われます。大学選手権での同志社大学との試合は2015年に36-22で勝利して以来の対戦となります。先日のジュニア選手権の入れ替え戦において筑波は惜しくも負けを喫しましたが、前半のディフェンスは圧巻でした。これを試合で終始やり続けて同志社大学のアタックを封じ込め、筑波の強みの「接点」と「ブレイクダウン」で圧倒し、最後まで泥臭く花園を走り回ります。また、試合当日に筑波大学の旗をお持ちになって、フィールドを筑波ブルーに染めて一緒に応援していただけると幸いです。応援のほどよろしくお願いします!
(試合プレビュー担当:児玉悠一朗 体育専門学群・1年)
杉山 優平(体育専門学群・4年)のコメント
日頃より筑波大学ラグビー部へのご声援ありがとうございます。
12月に入り、今シーズンの大学ラグビーも残すところあと1ヶ月となりました。大学選手権に出場が決まったどの大学も1月11日に勝ち、日本一になるために練習していると思います。筑波大学もそのチームの1つです。しかし、今年の筑波は新チーム当初から「日本一」という言葉を簡単に掲げられるようなチームではありませんでした。「日本一」になっていることがイメージ出来ない、「日本一」が見えない。そういった声がある中、チームが始まりました。
今年は毎試合や毎練習に必ず目標を掲げて取り組んできました。目標を達成出来た時も、達成出来なかった時も反省し、また次の目標を立ててきました。その中で、チームとしても個人としてもCHANGE(成長)出来たと確信しています。
筑波大学ラグビー部は変わりました。「日本一」を全くイメージできない、「日本一」が見えない人間は今この筑波大学ラグビー部にはいないと思います。このメンバー全員で同じ目をして戦い、試合に挑みたいと思います。ご声援の程よろしくお願いします。
全国大学ラグビー選手権 3回戦
日時:12/15(日) 14:00 kick off
試合:同志社大学
場所:東大阪市花園ラグビー場