日頃より筑波大学ラグビー部へのご声援ありがとうございます。
2月2日(日)、2019年度杉山組の納会が行われました。
午前中には会に先立ち、筑波大学ラグビー場にて毎年恒例の4年生と現役部員によるタッチフット対決が行われ、4年生は現役さながらのプレーでスタンドを沸かせ、現役部員との熱い戦いを繰り広げました。
納会は、体育会ラグビー部と医学ラグビー部の合同で行われ、体育会、医学の卒部生一人ひとりから、同期や家族への感謝や後輩への言葉など、様々な想いが述べられました。
今回の納会では、黄桜株式会社様よりラグビー応援のクラフトビールをご提供していただきました。
現役部員代表・岡崎航大(3年・長崎北陽台)の挨拶では、卒部する4年生への感謝と来年度に向けての決意が語られました。
そして、部員と保護者、OBの方々が全員で円陣を組んで部歌斉唱し、会は締めくくられました。
この納会をもって、2019年度のシーズンは終了し、4年生26名は卒部となります。
今年度杉山組は、「CHANGE」をスローガンに掲げ、「日本一」と「誇りあるチームへ」という二つの目標のもとに活動してきました。4年生を中心に一体となったチームは、関東大学対抗戦Aで7年ぶりに慶應義塾大学に勝利を収めるなど、4勝3敗の4位で大学選手権に進出しました。大学選手権では準々決勝で東海大学に敗れ、ベスト8で敗退という結果に終わりましたが、明らかに「CHANGE」した筑波のラグビーは、多くの人の目に焼き付いたことと思います。
以下、杉山優平 主将の言葉です。
まず始めに2016年から2019年の4年間、筑波大学ラグビー部へのご声援ありがとうございました。
私たち四年生にとって筑波大学ラグビー部で過ごした4年間はかけがえのないものとなりました。
お互いに刺激し合い、支え合い、共に成長してきた同期にこの筑波という地で出会えたことは私にとって一生の宝です。
筑波大学ラグビー部は多くの方々のご支援、ご声援のもと活動が成り立っているということを主将になってから改めて感じるようになりました。
また、スタッフの方々はいつも近くで選手のため、ラグビー部のために自らの時間を犠牲にして支えて下さいました。
このように様々な方からサポートを受けられる素晴らしい環境でラグビーが出来たことに選手を代表して皆様に御礼申し上げます。
私たち四年生は納会をもって筑波大学ラグビー部を卒部となりますが、後輩たちには筑波という素晴らしいチームで活動出来ることへの感謝の気持ちを忘れずに、これからも筑波ラグビーの価値を様々な形で示し続けながら、何より後悔のない時間を過ごして欲しいと思います。
改めてこの4年間、筑波大学ラグビー部を支え、応援して下さった全ての方々に感謝申し上げます。
今後とも筑波大学ラグビー部への変わらぬご支援、ご声援の程よろしくお願い致します。
また納会後には、今年度で大学院を修了し、チームを離れられる堀込紀行FWコーチと永田駿FWコーチに今までの感謝の気持ちを綴った色紙が手渡されました。
【あとがき】
私は、大学入学時から2年間、今年度の4年生にお世話になりました。入学当初の私にとって、高校日本代表やU20日本代表などそうそうたる肩書を持った3年生(当時)は、近寄りがたい存在でした。しかし、実際は私たち後輩にも気さくに話しかけてくださったり、練習中もわからないことについて丁寧に教えてくださるなど、そんな懸念は跡形もなく消え去ったことを覚えています。
そして、4年生が最上級生になった今年度、常に先頭に立ってチームを引っ張り、毎回の練習に真摯に取り組む4年生の存在無くして、筑波の「CHANGE」はなかったと思います。グラウンド内では自分にも仲間にも厳しく、グラウンド外では大変仲の良い4年生は、私が2年後こうなっていたいと思える理想像そのものでした。
新チームでは、4年生から学ばせていただいた多くのことを活かし、今年度を上回る成績を残せるように頑張っていきたいと思います。
2年間本当にありがとうございました。そして、4年間本当にお疲れさまでした。
4年生の皆さんの卒業後の多方面でのご活躍を、心より祈念しております。
<記事担当:髙田風吾(2年・桐蔭学園)>
新体制、スローガンにつきましては決定次第、随時発表していきます。
来年度も筑波大学ラグビー部へのご声援よろしくお願いします。