10/18(日)に熊谷ラグビー場Aグラウンドにて関東大学対抗戦の3試合目である明治大学戦が行われました。
VS明治大学 17-33 (トライ数3-5) Lose
< 試合総評・MOM選出:村上健一 (FWコーチ) >
先週の帝京大学戦の敗戦から、こだわり続けている泥臭く「HARD」なプレーに立ち返ろうと準備を重ね、迎えた明治大学戦でした。
試合は開始早々、自陣でのミスとペナルティーで攻め込まれ先制されました。その後相手のペナルティーにより敵陣に侵入し、FW・BK一体となったアタックで最後は3年岩田がトライを奪いました。その後はキックカウンターを起点に4年中田がトライをあげ、一時逆転しますがその後すぐに取り返され前半を12-19で折り返します。
後半は相手のシンビンもあり、何度も敵陣に入ってチャンスを作り4年飛髙がラインアウトからトライを奪います。しかし要所でのミスや規律を守れずトライを取りきれないシーンが目立ち、相手の力強いセットプレーを起点とした攻撃で得点を重ねられ、最終的には17-33でノーサイドとなりました。
私事ですが、私は今年度から筑波大学ラグビー部に所属させて頂いております。昨年までは違う大学でプレーしており、対抗戦をテレビで観戦することも多かったのですが「筑波」が1番好きなチームでした。どんなに強く、大きい相手に対しても何度でも刺さり続け、最後の最後まで諦めずに接戦を制す姿を何度も見てきました。そのようなチームに惹かれ自分自身も「筑波」に携わりたいと強く思い現在の私があります。私情を長く綴ってしまいましたが、いつも応援を頂く皆様にも「筑波」の魅力について共感を頂けるのではないかと思います。今回の明治戦も結果的に敗戦となってしまいましたが、何度自陣深くに侵入されても「泥臭く」「HARD」に相手に刺さり続け粘り強く戦う姿を選手達は見せてくれました。
シーズンはまだまだ始まったばかりです。目標の「日本一」に向け選手達は試合で「筑波」の魅力を示し続けてくれると確信しております。その魅力を、試合を通して感じて頂ければ幸いです。今後とも筑波大学ラグビー部への熱い応援をよろしくお願い致します。
< 副将 中原健太 (体育・4年・法政大学第二) のコメント>
先日の明治大学戦への多大なるご声援、ありがとうございました。
チームとしては筑波らしく接点や泥臭さにこだわることができた一戦であり、その点については先週から大きく成長できた部分であったと思います。しかし結果は「17-33」で敗北であり、先週に引き続き、規律という点において大きな課題が出た一戦でした。この敗北を重く受け止めて今後の糧とし、残り4戦である対抗戦に向けてより一層「HARD」に練習に取り組み、チームとして成長していきたいと思います。
今後とも筑波大学ラグビー部の応援をよろしくお願い致します。
< コーチが選ぶMOM >
この試合のMOMは岩田真樹(3年)です。
対抗戦初スタメンというプレッシャーが掛かる試合にも関わらず、先制トライもさることながら、接点で何度も力強いキャリー、コンタクトでチームに勢いを与える動きが目立っていたので選出しました。
筑波のこだわりである、泥臭く「HARD」に相手と戦う姿勢を今後も示し続けて欲しいと思います。
< 岩田真樹 (体育・3年・明大中野八王子) のコメント >
MOMに選んで頂きありがとうございます。帝京大学戦で明確となったDFを修正し、臨んだ今回の試合ですが、最後の最後まで「HARD」し切れなかったことが敗因だと思います。対抗戦はこれからまだ続くので、泥臭いプレーをひたむきに続け、チームの勝利に貢献していこうと思います。今後とも応援のほどよろしくお願い致します。
<編集後記>
今週は、先週の敗戦から見つけたDF、特に接点の課題に対してフォーカスしてきた1週間でした。残念ながら今回も負けてはしまったものの、筑波らしい泥臭く「HARD」なプレーが増え、明らかにチームが変わってきていることを実感します。よく課題や練習の意図を意識してプレーするように言われますが、きちんと実行することで1週間という短い期間でも大きな変化を生み出せるということをメンバーから教えられました。日々の練習を見つめ直すきっかけにしたいと思います。
これで強豪校との3連戦が終わり、次の試合まで時間があります。さらに有意義な準備を重ね、この大会期間中にも筑波はまだまだ成長し続けます。これからも熱いご声援をよろしくお願い致します。 (試合レビュー担当:矢島健吾・理工・1年)
関東大学対抗戦 vs立教大学 11/1(日) 13:00 Kick off @熊谷ラグビー場Bグラウンド(無観客)