11/1(日)に熊谷ラグビー場Bグラウンドにて関東大学対抗戦の4試合目である立教大学戦が行われました。
VS 立教大学 52-7 (トライ数8-1) Win
試合総評、MOM・最も良かったプレー選出:村上健一(FWコーチ)
<試合総評>
「筑波を示す」ということをテーマに置き、臨んだ立教大学戦でした。
試合はセットプレーで優位に立ち、積極的にボールを展開し、CTB一口の先制トライを皮切りに多くの得点を挙げ、31-7で前半を折り返します。後半は開始早々交代して入ったHO髙田がトライを奪いますが、そこから試合終盤までスコアが動かない展開となりました。その後、終了間際にFL深山とWTB鳥越のトライを加え最終的には52-7で試合終了となりました。スコアは開いた結果となりましたが試合を通して小さなミスが目立ち、チャンスを失うシーンが多かったと感じます。特に接点の部分では立教大学の前に出るディフェンスに対して後手に回ってしまい、再び最もこだわっている接点を見つめ直す結果となってしまいました。
今週はいよいよ現在対抗戦首位を走る早稲田大学との対戦です。昨年の大学日本一に輝いた強敵ですが目標の「日本一」に向けて絶対に負けられない相手です。立教大学戦での課題を胸に、もう一度「筑波を示す」為にチーム一丸となって準備を進めて参ります。
引き続き筑波大学ラグビー部への熱い応援をよろしくお願い致します。
<BKリーダー 仁熊 秀斗(体育・4年・石見智翠館)のコメント>
日頃より筑波大学ラグビーを応援して下さりありがとうございます。
今回の立教大学戦では自分たちの強みである接点の部分で相手を圧倒しようとチームで話し合い、ゲームに臨みました。接点の部分では良い点悪い点ありましたがゲームを通して成長することができたと思います。また、FWではスクラム・ラインアウトの部分、BKでは縦の強いオプションの部分で相手を上回り勝利することができたと思います。次戦の早稲田大学戦では今シーズンで1番良い接点を早稲田大学にぶつけて勝利したいと思います。
今後とも筑波大学ラグビー部の応援よろしくお願い致します。
<最も良かったプレー>
前半中盤のマイボールキックオフ
嶋田のタックルから生まれたターンオーバーのシーンです。
筑波の接点を体現した低く、激しく、泥臭いプレーでした。
<コーチが選ぶMOM>
この試合のMOMはCTB一口隼人(いもあらいはやと)です。
2トライを奪う活躍を見せ、接点での泥臭いプレーでチームを牽引し、最も「筑波」を示した選手であった為、選出しました。
<一口隼人(体育・4年・星陵)のコメント>
MOMに選んでいただき、ありがとうございます。後半戦の初戦として、改めてチームとしても個人としても筑波ラグビーの根幹である激しい接点や泥臭くプレーするということをテーマに取り組んだ試合に対して、自分の持ち味を活かして「筑波を示す」ことができたと思います。筑波の「日本一」に貢献できるよう、「HARD」なプレーをし続けたいと思います。今後ともご声援のほどよろしくお願いします。
また、関東ラグビーフットボール協会が選出するMOMに、PR山崎昇悟が選出されました。
<山崎昇悟(体育・4年・県立浦和)のコメント>
先日の立教大学戦への多大なるご声援ありがとうございました。
個人としましては、セットプレーを安定させること、接点で相手を圧倒することにフォーカスして試合に臨みました。その結果がMOMという形となり大変嬉しく思います。
次戦の早稲田大学戦では、より一層チームの勝利に貢献できるよう頑張ります。
<編集後記>
この試合は今までの3戦とは違い終始優勢の試合展開でした。しかし、その中でも次戦以降に繋がる課題は見つかり、慢心せずに備えていきたいと思います。
同期の梁川が関東大学対抗戦初トライを記録したり、高校時代からの先輩がMOMに選出されたりなど身近な選手の活躍が見られました。また、立教大学には高校時代にしのぎを削っていた選手が3人出場しており、嬉しく思うとともに自身との差を感じ、自分も同じフィールドでプレーしたいという思いが強くなりました。
次の相手は昨年度の大学選手権の覇者であり、現時点での関東大学対抗戦首位の早稲田大学です。筑波が今まで戦ってきたどの試合よりも厳しく困難なものになるでしょう。接点で「HARD」に圧力をかけ、相手の得意のアタックを封じ勝利します。今後とも熱いご声援をよろしくお願い致します。 (試合レビュー担当:矢島健吾)
<次戦予定>
11/7(土) VS早稲田大学 11:30 Kick off @秩父宮ラグビー場
11/8(日) VS流通経済大学B・C (無観客)