University of Tsukuba Rugby Football Club

関東大学春季大会VS中央大学 レビュー

6/13(日)にセナリオハウスフィールド三郷で関東大学春季大会の中央大学戦が行われました。

VS中央大学 52-17  Win

 

試合総評・MOM選出:石川千暁(BKコーチ)

 

<総評>

関東大学春季大会では法政大学戦・大東文化大学戦の2戦とも勝利することができず、前回の敗戦からもう一度自分たちが目指すラグビーがどのようなものであるかをチーム全員で確認し練習を行ってきました。

 

そして迎えた今回の中央大学戦では過去2戦の大きな課題であるATでトライを取り切るという点は、スコアに現れているように成長することができたのではないかと思います。もう一つ、試合中のコミュニケーション不足という課題についても、過去2戦から比べると多くの選手が必要な情報を思い切って発信することができていたと感じます。また春シーズンを通して強みとなっているFWのセットプレーに関してもSCLOともに相手にプレッシャーをかけ続け試合を優位に進めることができました。このようなチームとしての成長や練習で積み上げたことを発揮するという経験を公式戦の場で勝利という結果とともに感じることができたゲームとなりました。

 

しかし課題に目を向けると、反則を繰り返してゴール前に攻め込まれてしまうという点や、ATにおいて接点でボールを絡まれATを継続することができないという点はさらに改善する必要があります。特に同じ反則やミスを繰り返してしまうということは練習中から起きている問題で、今後は起こった問題やミスに対して誰かが変えてくれるのを待つのではなく、自分たちで考え判断して行動を変えていくということを練習中から全員で行うことが求められます。

 

それでも確実に課題を一つずつ克服していき自分たちの成長を感じることができたという点は大きな収穫であり、この試合を見たメンバー外の選手にとっても、自分たちの目指すラグビーをイメージすることができる内容となったのではないかと思います。今後どれだけ春シーズン中に試合を行うことができるのか不透明な状況ではありますが、引き続き自分たちにできることを積み重ねていきたいと思います。

 

<コーチが選ぶMOM

この試合のMOMSH白栄拓也(体育・2年)です。彼の強みであるスピードとトライを取り切る力を十分に発揮し複数のトライを挙げたATと、SHでありながら前線から相手にプレッシャーをかけたDFの両面でチームに貢献しており、公式戦初先発でしたが自分の強みを十分に発揮していたと感じMOMに選出しました。このように新たにチャンスを得た選手の活躍は間違いなくチームに競争といい流れをもたらしてくれます。春シーズンは多くの選手が公式戦を経験することができましたが、今後も今回の白栄(体育・2年)のように多くの選手が与えられたチャンスで自分の強みを発揮してくれることに期待します。

 

白栄拓也のコメント>

MOMに選出していただき有難う御座います。春シーズンの公式戦、最終戦を勝利で終えることが出来てとても嬉しいです。しかし、個人として沢山反省が見つかった試合だったので目標である「日本一」に貢献できるよう日々精進していきたいと思います。応援有難う御座いました。

 

(レビュー編集担当:西川立旺)

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