University of Tsukuba Rugby Football Club

定期戦 VS天理 レビュー

6/27()に天理親里競技場で天理大学との定期戦が行われました。

VS天理大学 20-35  Lose

 

試合総評・印象に残ったプレー・MOM選出:村上健一(FWコーチ)

 

<試合総評>

今回の天理大学との定期戦は、春シーズンが始動してから大きなターゲットの1つとしていた試合であり、昨年度の大学チャンピオンに対して自分達がやってきたことが通用するのかを確かめるという重要な意味を持つ試合でした。

目標として掲げていた相手を20点以内に抑え、勝利するということは達成できませんでしたが、随所に筑波の生命線である泥臭く粘り強いDFが見られ、自分たちのやってきたことが通用したという確かな手応えを掴むことができた試合であったと感じています。

今回の天理大学戦で得た手応えや勝利を得られなかった悔しさを筑波に持ち帰り今回の遠征に参加できなかったメンバーに共有し、チーム全員が同じ熱量を持ち、次のターゲットへと向かうことがチームとしての今後の結果を左右する重要な要素であると考えます。今年度のスローガンである「Link」には色々な意味が背景にありますが、チーム全員で1つに繋がるという意味が最も重要な意味であると私は考えています。試合に出たメンバー、出られなかったメンバー関係なく全員で強い気持ちを持って次のターゲットへ向かえるよう、まずは今週の練習から選手、スタッフを含めた全員でLinkし取り組んでいきます。今後とも筑波大学ラグビー部への厚いご支援、ご声援をよろしくお願い致します。

 

<印象に残ったプレー>

後半12分の相手のキックカウンターからビックゲインされピンチを迎えますが松永(体育・4年)、植村(体育・3年)、(体育・1年)が懸命に相手を追いかけ最終的に松永(体育・4年)のタックルで相手のノックオンを誘いピンチを凌いだシーンを選出します。

チームが目指す粘り強く泥臭いDFを主将の松永中心に体現したシーンだと感じたので選出しました。この他にも激しいダブルタックルなどDFで優位に立つシーンが多く見られただけに、勝利を得られなかったことがとても悔しく感じます。

特に春シーズン通して課題となっている規律の部分をチーム全体で改善できるよう、普段の練習からクリーンなプレーを意識して取り組んでほしいと思います。

 

<コーチが選ぶMOM

この試合MOM岩田真樹(体育・4年)です。相手の大きくて強いFWに対して何度も刺さるタックルを見せ,DFのキーワードであった「前に出る」ということをやり切っていた点を評価し選出しました.これからも刺さるタックルで相手を跳ね返すだけでなく,チーム全体に闘志を伝染させることができるプレーヤーで居続けることを期待しています

 

岩田真樹のコメント>

MOMに選んでいただきありがとうございます。天理戦では、筑波のDFの根幹である「接点でファイトし続けること」を繰り返し行い、優位な試合運びが出来ました。しかし、現状勝ち切れず、多くの課題が見つかった試合でもありました。今回出た課題を修正し、チーム全員で成長していこうと思います。

 

 (レビュー編集担当:西川立旺)

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