4/24(日)に日本体育大学グラウンドにて関東大学春季大会の第2戦となる日本体育大学戦が行われました。
VS日本体育大学 54-5 Win
レビュー担当:神野広希(4年・体育)
<試合総評>
今回の相手である日本体育大学は、昨年の大学選手権出場を阻まれた相手であったため、選手の試合に対する意気込みはかなり強いものがありました。
また、前回の慶応義塾大学戦で出た「簡単に倒れない、立っておく」というボールキャリーの課題を解消できているか確認するという点においても重要な試合でした。
試合は5トライを決めて前半を危なげなく終えることが出来ました。また、後半も交代した選手がアグレッシブなプレーを見せ、無事に勝利することが出来ました。
しかし、ATではパスやキックでのミスも多く、後半の最後には痛恨のトライを許してしまいました。今回の試合の反省を踏まえて、2週間後の法政大学戦に向けて練習を重ねていこうと思います。
<印象に残ったプレー>
大畑(2年・体育)や松島(4年・体育)の再三に渡るBKの泥臭いボールキャリーです。
BKのボールキャリーはステップを切って、華麗にラインブレイクするイメージが強く、実際、この試合でも両選手にはそうした場面も多く見られました。しかし、今回の試合での二人はそれ以上に、タックルされても簡単に倒れず、少しでも前に出ようというボールキャリーが多く見られました。前回の試合の課題である「ボールキャリアーが立ってサポートを待つ」を改善した結果であったと感じました。
<MOM選出>
今回の試合のMOMには髙田賢臣(3年・体育)を選出します。前回の試合に引き続き、今回も圧倒的なゴール成功率を見せ、チームの勝利に大きく貢献しました。特に左端に決めた先制トライ後のコンバージョンを綺麗に沈めたのも圧巻ではありましたが、その後右端に決めたトライ後のコンバージョンも完璧に沈めたのは、序盤のまだ動きが固かったチームに勢いをもたらしたと感じています。
彼は筑波の熾烈なバックスリー争いを制して、ここまで2戦連続でスタメン出場を果たしています。私自身、それは単なる偶然ではなく、彼の日々の努力の賜物であると感じています。今後も現状に満足せず、より一層の活躍を期待しています。
<髙田賢臣(3年・体育)のコメント>
MOMに選出いただきありがとうございます。
ファーストプレーで50:22ならぬ22:22を蹴ることができ、上手く調子に乗ることが出来ました。
全てが上手くいった訳ではありませんが、キックやランといった自分の強みをピッチ上でうまく表現することが出来て良かったです。
今後も安定したパフォーマンスでチームの勝利に貢献していきたいと思います。
引き続き応援よろしくお願いします。
<次戦予定>
関東大学春季大会 VS法政大学 5/8(日) 12:00 Kick off (無観客)
レビュー編集担当:大坪健人