5/15(日)にCHUBU UT FIELDにて名古屋学院大学戦が行われました。
VS名古屋学院大学 90-0 Win
レビュー担当:木原優作(4年体育・東福岡)
<試合総評>
Blacks、Redsのメンバーが多く出場した名古屋学院大学戦、2019年11月17日のジュニア戦(流通経済大学戦)以来となるホームでの開催となりました。
火曜日の練習で今回の試合ゲームキャプテンを務めた4年生菅井(4年社会・安積)は「Blacks、Redsはチームで鍵を握る存在。Blacks、Redsが強くなることで、日本一へより近づける。」と集合で話し、この言葉から名古屋学院大学戦へ向けた1週間はスタートしました。
この言葉を聞いたBlacks、Redsの選手たちからは1週間の練習、試合を通じて「更に強くなろう」という想いが感じられました。
試合は開始早々から筑波の激しい接点で相手に圧力をかけ続けます。
前半5分、自陣での相手ボールラインアウトからのATをWTB藤内(3年体育・西南学院)がインターセプト。トライを決め、先制をします。13分にはCTB黒澤(3年体育・飯田)、18分にはSH高橋(1年体育・茗渓学園)がトライを決めるなど、前半だけで7本のトライを決めました。
後半も筑波のATの勢いは止まりません。後半1分、CTB児玉(4年体育・福岡)のバチバチロータックルからラックにプレッシャーをかけてターンオーバー。最後はPR倉崎(4年体育・筑紫丘)が押し込みトライ。
後半から出場したCTB濱島遼(1年体育・福岡)は2本の独走トライを決めるなど合計14トライ。相手を圧倒しました。
DFでも相手に隙を与えずこの試合今シーズンで初めて相手を無失点に抑えて、結果と内容共に成長の感じられる勝利を収めることができました。
<印象に残ったプレー>
CTB大内田(1年医学・修猷館)のピンチを救ったタックルです。
前半30分、自陣ゴール前でのキックのミスから相手がターンオーバー。この試合初めてのピンチを迎えます。相手もここぞとばかりにATを畳み掛け、我慢の時間帯でした。そんな中でのCTB大内田の相手を大きく返したタックルはその後のペナルティを誘い、チームのピンチを救ってくれました。
筑波の強みである接点を1年生ながらCTB大内田が体現してくれました。
<MOM選出>
MOMはCTB大内田陽冬を選出します。
この試合で前半はキッカーも務め、裏へのグラバーキック、オフロードパスなど多彩なプレーも発揮してくれましたが、彼のプレーの特徴であるコンタクトプレーを試合を通じて遺憾なく発揮してくれました。
迷いのないボールキャリー、タックルは今回の試合で間違いなくチームに勢いをもたらしてくれました。そんな彼の身体の強さは、どうやら趣味であるサイクリングから作り上げた強靭な太腿からきているようです。是非太腿の太さNo.1を誇る4年生松宮(4年体育・弘前学院聖愛)と比べ合ってほしいです。
今後も彼のバチバチな接点、バチバチな太腿に期待をしていきましょう。
<大内田陽冬のコメント>
MOMに選出していただきありがとうございます。
この試合では、自分の強みであるコンタクトプレーで、AT、DF共にチームに勢いをもたらすことができて良かったです。法政戦までは自分らしいプレーがあまり出せなかったですが、その反省を活かしてプレーできたと思います。
まだまだプレーの精度や運動量を上げることができると思うので、日々の練習で見つかった課題点を改善していきたいと思います。
引き続き応援よろしくお願いします。
<次戦予定>
関東大学春季大会 VS流通経済大学 5/22(日) 12:00 Kick off
レビュー編集担当:大坪健人