5/15(日)にCHUBU UT FIELDにて名古屋学院大学B戦が行われました。
VS名古屋学院大学B 97-0 Win
レビュー担当:松島聡(4年体育・大分舞鶴)
<試合総評>
今回の試合はコロナの影響もあり、C戦がなかなか開催出来ない中、木原組になって初のC戦となりました。そんな状況で上級生のこの試合にかける熱い思いと新1年生の緊張しつつも楽しみであるといった気持ちをアップの時からひしひしと感じました。
試合の中でもタックル、ボールキャリー、キック、ランなどの個人の強みがいつも以上に発揮されていました。特に、コンタクト場面では、どの選手も頭からラックに突っ込み、激しいファイトを見せてくれました。まさに今年のスローガンである「バチバチ」を全員が体現した試合でした。ラグビー部全員が目指す姿を見せてくれ、試合に出ていない選手にもいい刺激になりました。
また、C戦のBKはグラウンドを広く使いボールがよく動く、見ていて楽しいラグビーをし
ていました。これは、筑波大学ラグビー部のBKが目指す姿でもあると感じました。
<印象に残ったプレー>
この試合で印象に残ったのは関瑛太(2年体育・砺波)のタックルです。いつも物静かで口数の少ない彼が今回の試合では闘志あふれるタックルでチームに勢いを与えていました。
タックル自体は決して派手なものではありませんでしたが、タックルしては立ち上がり、また次のプレーに行く泥臭い姿は筑波の根幹であり、後輩にもしっかりと継承されていました。
筑波はバックスの筑波と言われるように足の速いランナーが多くいる為、派手なプレーに目が行きがちですが、私はこのような働き者の選手が好きです。また、自分自身も働き者を目指しています。これからも彼には泥臭く頑張ってほしいと思います。
<MOM選出>
この試合のMOMに出光徹(1年体育・福岡)を選出します。
彼は1年生ながらC戦の中で最も激しいボールキャリーしていました。何人もの相手を弾き、前に進んでいくあのボールキャリーは目を見張るものがあり、見る人をワクワクさせます。まだまだ雑な部分はありましたが、彼の激しいボールキャリーはこれからの筑波のアタックの起点になるのではないかと感じてしまいました。
今後の成長に期待したいと思います。
<出光徹のコメント>
MOMに選出していただきありがとうございます。
この試合は個人として80分走り切ることを目標として臨みました。結果として80分間多くのボールキャリーやゲインができたと感じ、よかったと思います。
また、この試合で課題点も多く見つかったので、それを改善しチームに貢献できるように今後の練習も精進したいと思います。
今後とも筑波大学ラグビー部の応援よろしくお願いします。
<次戦予定>
関東大学春季大会 VS流通経済大学 5/22(日) 12:00 Kick off
レビュー編集担当:西川立旺