University of Tsukuba Rugby Football Club

強化試合 VS流通経済大学B

5/22()CHUBU UT FIELDにて流通経済大学B戦が行われました。

VS流通経済大学B 43-38 Win

 

レビュー担当:平石颯(体育3年・桐蔭学園)

 

<試合総評>

先週のBlacksRedsのメンバーが多く出場した名古屋学院大学戦の反省を受け、チームとしても個々としても1週間準備をして向かった流通経済大学戦でした。

「今までとはまた違う相手」という監督からのお話もあり、名古屋学院大学戦の課題も踏まえつつ、流通経済大学戦に向けATのサポートや繋ぐ意識の強化、またATDF共に接点の練習を多く行ってきた1週間でした。試合前日の集合の際にはゲームキャプテンを務めた児玉(体育4年・福岡)の「気持ちで負けない。この試合を通し全員がBluesに絡んでいく。」という言葉もあり試合序盤から今年のテーマである「バチバチ」を多くの選手が意識していたと感じられました。

前半は、セットプレーや接点など自分達のミスから相手に押され、自分達のラグビーが思ったように行えませんでした。ハーフタイムを通し、前半での反省を修正すると共に、もう一度自分達のラクビーをしようとチームで話し合い後半へ向かいました。

後半から入ったフレッシュなメンバーを中心に接点やブレイクダウンのところでは「バチバチ」を多く体現してくれました。後半は激しい接点などで徐々に自分達のペースに変えることができ、得点へ結びつけることができていました。

 

試合を通して、選手たちが自ら修正できたことや勝ちにこだわることができたことは良かったのですが、チームとして接点やセットプレーなどを通し課題が多く残る試合でした。また、今回の試合ではペナルティが多かったことも反省の一つだと考えます。自分たちのペナルティから相手の得意なモールでトライを取られることも多かったため精度の高いプレーを遂行する能力が求められると感じました。

 

<印象に残ったプレー>

後半2分のトライにつながったプレーです。

濱島海(体育3年・福岡)から松石(応理3年・福岡)への内返しでゲインし、また濱島がもらい、パスした先の出光(体育1年・福岡)がゲインします。そのあとも門脇(体育1年・桐蔭学園)から本郷(工シス2年・県立千葉)へオフロードパスがありました。今週行ってきた繋ぐ意識の部分やスペースに走り込んだプレーからトライに繋がったFWBKが連携した良いシーンでした。

 

MOM選出>

MOM濱島遼(体育1年・福岡)を選出します。

この試合はリザーブとして、後半から勢いのあるタックルや迷いのないボールキャリーで体を当て続け、チーム全体に勢いをもたらしてくれました。彼のプレーを通してチームの流れが良くなったと感じました。

濱島遼(体育1年・福岡)のコメント>

MOMに選出していただきありがとうございます。

この試合では準備してきたことをしっかりと相手にぶつけることができました。

接点でのバチバチやセットプレー、課題であったゴール前でのATにも積極的に参加することができました。

今後も試合や練習の中で積極的にアピールしていきたいと思います。

引き続き応援よろしくお願いします。

 

レビュー編集担当:西舞衣子

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