University of Tsukuba Rugby Football Club

強化試合 VS流通経済大学C

5/22()CHUBU UT FIELDにて流通経済大学C戦が行われました。

 

VS流通経済大学C 42-31 Win

 

レビュー担当:谷山隼大(体育3年・福岡)

 

<試合総評>

本日の結びの一番として行われたこの試合は、前に行われた2試合の勝利の勢いそのままに、押せ押せムードで始まりました。

前半は終始、筑波のペースで、前田(社会1年・西湘)2トライ、BK3榎本(2年体育・新潟)西川(2年知識・高津)中山(3年体育・宇部)がそれぞれ1トライを取り、永山(1年体育・国学院久我山)が全てのゴールを決め、35-7で折り返しました。

一方で、後半はなかなか点が取れない状況が続きました。理由の1つは、順目へのATが続かなかったことだと思われます。筑波ラグビーの特徴である、順目へのテンポの早いATを見せることができていませんでした。その原因としては、ラックに人をかけすぎていることやハーフ団の判断ミス、順目への意識の低さからセットが遅れたことだと考えられます。

試合を通して、セットプレーの安定を目指したFWはラインアウトについては、ATDFもかなり良くできていたように見えまし。しかし、スクラムは相手FWの圧力に負け、何度もペナルティをとられてしまいました。「まとまり」が足りないことで後ろからの押しを伝えられていないことが課題であると感じました。

 

最後に、この試合での”バチバチ”ベスト3を発表!

 

3→Twitterにて人間鯉のぼりを披露した注目選手、尾関(4年応理・公文国際)のゴール前でチームの窮地を救うスーパータックル!!

 

2亀山(2年体育・桐蔭中等)、気合いのフル出場!

 

そして1位は→

残り3分の場面で飛び出た、東島(1年社工・浦和)の仰向けビッグタックル!!

 

これからも”バチバチ”応援よろしくお願いいたします。

 

<印象に残ったプレー>

この試合で印象に残ったプレーは、筑波のカウンターATです。

前半3分、初めてのカウンターATの機会で、西川(2年知識・高津)から中山(3年体育・宇部)と繋ぎ、いきなりラインブレイク。ゴールラインまで残り10m付近まで攻め込みました。

前半16分には相手のミスからカウンターAT、中盤からまたも西川と中山でラインブレイク、最後に榎本(2年体育・新潟)に繋ぎ、BK33人でトライを取り切り、リードを広げました。

前半31分にもカウンターATを仕掛け、捕まった次のフェイズで前田(社会1年・西湘)がラックサイドのギャップをスピードで突破し、そのまま50メートルを走り切ってトライ。

前半終了間際には相手ボールラインアウトをFWが競って奪い、外に運んで西川、中山で裏に出て2人を振り切りトライ。

前半の5つのトライのうち、4つは中盤からBKが突破し、そのまま取り切ったものでした。

チーム全体で、ボールを奪ったときに、いち早くスピードのあるランナーにボールを預けようとしていることが見事なカウンターATに繋がっていると思われました。

 

MOM選出>

この試合のMOMには前田結海(社会1年・西湘)を選出します。

1年生ながらスピードを生かした強気なランで2トライをあげ、チームに勢いを与えました。また、DFの面では鋭いタックルも見られました。これからも練習を重ね、SHとして成長していってほしいと思います。

前田結海(社会1年・西湘)のコメント>

MOMに選出していただきありがとうございます。

前回の名古屋学院大学戦は不甲斐ないプレーだったと自分で思っていたので、今回は試合前に自分なりに一つ大きな挑戦をするということを目標に試合に挑みました。その結果リスクのある攻撃もトライに結び付き、勝利へ貢献できたと思います。ですが、ゲームメイクや運動量の部分でまだまだ足りない部分があるので日々研鑽していきたいと思います。

引き続き応援よろしくお願いします。

 

レビュー編集担当:西舞衣子

 

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