6/5(日)にCHUBU UT FIELDにて強化試合専修大学B戦が行われました。
VS専修大学B 21-36 Lose
レビュー担当:星野孔志朗(体育3年・福岡)
<試合総評>
先に行われたBluesの試合内容をうけて、試合前にはゲームキャプテンの児玉(体育4年・福岡)が「Bluesがやれないなら俺らがやろう。筑波を日本一にするため80分間やりきろう」とチームを鼓舞して臨んだ一戦でした。
前半はペナルティ、ハンドリングミスともに少なくプレーできていましたが、相手が蹴り込んできたボールを、蹴り返しやカウンターATに上手く使えず自陣でプレーするシーンや相手の大きくボール動かすATに外を突破されるシーンが多く見られました。前半17分まで得点が動かず気の抜けないゲームでした。先制トライを許してからは自分たちのハンドリングミスに付け込まれ2トライをとられましたが、ラインアウトを起点に2トライを返し、前半を14-19で折り返しました。
後半はセットATを起点にペナルティトライで逆転に成功しますが、その後も前半の悪い流れを断ち切れずにミスを重ねてしまい、春シーズン初の敗戦となりました。
試合を通して相手の大きくボール動かすATに最後まで対応しきれなかったことが敗因のひとつだと思いました。DFラインを上げてプレッシャーをかけることは出来ましたが、相手がボールを展開するうちにコミュニケーションが途切れ、横との「つながり」がなくなったところを突破されていたように感じます。また、接点でも激しいファイトができずに相手にボールをコントロールされていました。試合後には嶋崎監督から厳しい言葉を頂きましたが、Blacksの選手にとって今課題が見つかったことは大きな収穫だと思います。今週の山梨学院大学戦は春季大会最終戦である関東学院大学戦のメンバー入りを賭けた最後のアピールチャンスとなります。専修大学戦で得た課題を意識して1週間の練習に取り組み、ポジション争いに「バチバチ」していきます!
<印象に残ったプレー>
後半9分の認定トライへつながったプレーです。
ハーフウェイライン付近のラインアウトからサインプレーで児玉(体育4年・福岡)→永山(体育1年・国学院久我山)→中山(体育3年・宇部)→黒澤(体育3年・飯田)とパスを繋ぎ敵陣22m内までゲインし、球出しには時間がかかったものの、加藤(人間1年・春日井)が内側にポイントを作った後、ショートサイドに東島(社工1年・浦和)が走り込み中山へオフロードをする際に、相手のペナルティでペナルティトライとなりました。
現在BKはセットプレーの精度に特にこだわって日々練習をしているため、このトライの起点となったサインプレーでの突破は、選手にとって練習の成果を実感させ、今後の試合に向けて良いイメージ持たせるプレーになったと思います。
<MOM選出>
MOMには東島和哉(社工1年・浦和)を選出します。
この試合ではリザーブとして前半の途中から出場し、相手が動き出す前に突き刺さるタックルを何度も見せてくれました。仕留めきれずにボールを繋がれるシーンもありましたが、これから試合や練習で経験を重ねることでスキルと勘が磨かれ、タックルは彼の大きな武器になると思います。また、先述した通りにペナルティトライにも絡むプレーをしており、攻守に渡った活躍を見せてくれました。
<東島和哉(社工1年・浦和)のコメント>
MOMに選んでいただきありがとうございます。
今回の専修大学B戦は出場時間がそれほど長くなく、DF時のコミュニケーションなど、うまくいかなかったプレーも多々ありました。しかし、この選出を自信にして、この試合で得た経験を次回の試合で活かせるように今まで以上に練習に励んでいきたいと思います。
これからも応援よろしくお願いします。
レビュー編集担当:西舞衣子