強化試合　VS山梨学院大学B

2022.06.17

6/12(日)にCHUBU UT FIELDにて、強化試合山梨学院大学B戦が行われました。

VS山梨学院大学B　33-0　Win

レビュー担当：大場宏祐(理工3年・東筑)

＜試合総評＞

今回の山梨学院戦では前回の専修大学戦で出たチームの課題を修正し、個人としては来週の関東春季大会の最終戦となる関東学院戦へ出るための重要なアピールの場でもあるという重要な一戦でした。

また、雷雨の影響により、当初予定されていた試合時間が短縮されて20分ハーフの試合となり限られた時間の中ではありましたが、自分たちのやるべきことにフォーカスして試合に臨まなければならない試合でした。

コンディションが悪い中での試合だったためミスが目立つ試合展開が予想されましたが、キックを有効に使い、前半はほとんどの時間を敵陣でプレーすることができました。いくつかのミスはあったものの、筑波がこだわってきた接点でプレッシャーをかけボールを奪ったり相手の反則を誘う場面が多く見られ、それを起点にモールなどでトライを重ね21-0とリードして前半を終えました。

後半になっても前半の勢いのまま前に出てディフェンスができたことで、相手の反則を誘いペナルティキックで敵陣に入りモールからトライを取るなど、後半も相手に隙を与えることなく33-0で試合終了。見事勝利を収めました。

外に展開したい場面などでミスがありバックスでのトライはあまりみられなかったものの、キックでしっかりとエリアをとってディフェンスで前に出てターンオーバーするという場面が多く見られ、試合を通してやるべきことがしっかりできた試合だったと思います。

＜印象に残ったプレー＞

前半18分大坪(理工2年・明善)、星(体育1年・佐沼)のダブルタックルで相手をDefeatしそのままジャークして相手の反則を誘い、ペナルティキックで敵陣深くに入りモールでトライをとったシーンです。

この試合を象徴するようなトライであり、いいディフェンスから持ってきた流れのままにセットプレーからトライが取れたことは、練習でやってきたことが試合に出たプレーだったと思います。

＜MOM選出＞

MOMには永山丞(体育1年・久我山)を選出します。

この試合の鍵となったエリアの争奪において、彼のキックが非常に有効的だったと感じたため、MOMに選出しました。フィールドではキックを使い、効果的にエリアをとるマネジメントができており、一年生ながら落ち着いていい判断ができていると感じました。また、ペナルティキックでぎりぎりのところを狙いつつもしっかりとタッチに出してチームを大きく前進させていたことが印象的で、自分が1年時の試合でぎりぎりを狙ってタッチに出ずにチームに迷惑をかけていたことを思い出し、それと比べ素晴らしいタッチキックだったと思いMOMに選出しました。