University of Tsukuba Rugby Football Club

強化試合 VS関東学院大学B

テーマ:試合レビュー

6/19()にセナリオハウスフィールド三郷にて、強化試合関東学院大学B戦が行われました。

VS関東学院大学B 33-12 Win

 

レビュー担当:横溝昂大ショーン (体育3年・福岡)

 

<総評>

酷暑の中行われた今回の試合。春シーズンの残り試合が限られてきており、Bチームのメンバーにとっては絶好のアピールチャンスでした。

前半は相手にゴール前まで攻め込まれることが多かったのですが、粘り強いディフェンスでアタックのチャンスを得ていました。その後セットプレーや、オフロードで繋ぐプレーを起点にして得点を重ねましたが、ミスが多く、チャンスを活かしきれない場面が多々あり19-7で折り返しました。

後半はオフロードから攻撃のチャンスを生み出し、良いテンポで攻め込む場面などはありましたが、前半と同様になかなかトライまでたどり着けませんでした。

アタックでは敵陣で停滞した際にテンポを上げ切ることができず、ミスで終わることが多く見られました。ゴール前で停滞したとしても再びテンポを上げてトライを取り切れるように、まずは個々のキャリアスキル、アタックブレイクダウンの質、オーガナイズの質を高めていく必要があると感じました。

最終的には33-12で勝利はしたものの、ゴール前停滞時のアタックなど様々な課題が出ました。春シーズンも最終盤ですが、各々が今一度気を引き締めて練習していきましょう。

 

<印象に残ったプレー>

前半35分のラインアウトディフェンスです。

 自陣ゴール前、ピンチの場面で菅井(社会国際4年・安積)が相手のラインアウトボールをスティールしました。先週のラインアウト練習ではディフェンスにフォーカスしており、その成果が現れたものと思います。このプレー以外でも、ラインアウトで相手にプレッシャーをかけ続けられていたため、これからも継続したいところです。

しかし、このスティール直後にターンオーバーを許してしまったため、今後はボール獲得後の集散、ルーズボールへの反応といった部分も質を高める必要があると思います。 

 

<MOM選出>

MOMには中山覚富(体育3年・宇部)を選出します。

この試合では先発メンバーとして出場し、アタックでは時にはディフェンスを弾き飛ばし、時にはステップでディフェンスを躱して筑波に勢いをもたらしました。

特に自陣のラインアウトが乱れたところから、ミスマッチを突いて裏に抜け出し、得意のステップでビックゲイン、そして出光(体育1年・福岡)にパスをしてトライに繋げたシーンでは彼のキャリアスキルが光っていたと思います。

今後もそのスキルを存分に発揮し、Aチームにも勢いをもたらすプレイヤーになってほしいです。

中山覚富(体育3年・宇部)のコメント>

MOMに選んでいただきありがとうございます。

今回の関東学院大学B戦では、試合序盤から自分の持ち味であるランを発揮することができたと思います。

しかし、外からの声やコミュニケーションがとれていないという課題が残ったので、次の試合で改善できるように頑張りたいと思います。

これからも応援よろしくお願いします。

 

<次戦予定>

強化試合 VS防衛大学 6/25()

※無観客試合となります。

 

レビュー編集担当:西舞衣子

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