6/18(土)にCHUBU UT FIELDにて東北学院大学C戦が行われました。
VS 東北学院大学 43-12 Win
レビュー担当:大塚椋生(3年体育・茗溪学園)
<総評>
今回の試合は昨年度から恒例となった東北学院大学と筑波大学との一戦でした。春シーズンも終盤に向かっており、自分のプレーを見せるチャンスであり、春を通してチームとしてやってきたことを見せる場でもありました。
出るメンバーの多くが1年生という状況でやってきたことが出せるか、また上級生が1年生を引っ張り上げることができるかが、肝となる試合でした。前半はファーストコンタクトから良い流れを掴み、筑波としてやってきたアタックを見せ、先制トライをとりました。そのまま流れを持っていけるかと思われましたが、東北学院大学の勢いのあるアタックに押されてしまい逆転を許して前半を終えました。
後半開始から流れは変わり、チームのディフェンスが機能し始めたことで筑波のアタックチャンスが増え、それをモノにし逆転することができました。その後勢いに乗った筑波は多彩なアタックから追加点を重ね最終的に43-12で試合を終えました。
今回の試合において、前半受けに回ってしまい、相手の勢いを許してしまったという改善点を後半に修正して自分達のラグビーができたという良い点が見えました。来週はCチームにとって春シーズンのラストゲームである伝統の防衛大学校戦が控えています。今回出た反省を修正し、前半からガンガン攻め、より筑波を体現してほしいと思います。
<印象に残ったプレー>
この試合の印象に残ったプレーは後半17分に起こったトライの場面です。
FWがスクラムでペナルティーを取ると出光(1年体育・福岡)がすぐにタップキックではじめ、相手のノット10メートルのアドバンテージをとります。そこから四谷(4年体育・豊多摩)がボールをもらいゴール際にボールを蹴り上げました。それをジャンプしながら井上(3年体育・福岡)がキャッチし渡邊(1年総合・本郷)にオフロードパスをしてトライしたシーンです。
まずこのプレーが起こったのはFWのスクラムが良かったことから始まっており、セットプレーを大事にしている筑波にとっての最高のプレーだと思いました。また出光のタップキックのスタートや四谷のキックのように攻め続ける気持ちがこのプレーを生み出したので、今後こういった気持ちを持ち続けるための見本としてもこのプレーを選ばせていただきました。
<MOM選出>
この試合のMOMに藤内喜市(3年体育・西南学院)を選出させていただきます。前半で流れを相手に持っていかれたという中で、後半から入って声を出し続け、ランでもチームを引っ張り、チームに勢いをもたらしました。先輩として後輩たちにプレーで示せたのではないかと思います。また今回は普段のポジションと異なる古巣のSHでのプレー出場でしたが、素早いパスや堂々としたプレーで魅せたと思います。
<藤内喜市のコメント>
MOMに選出していただきありがとうございます。
今回の試合では、高校以来のSHということもあり緊張していましたが後半からテンポを上げて攻撃するということを個人としてもチームとしてもやり切ることができ、チームの勝利に貢献することができて良かったです。
自分自身まだまだ改善すべき点が多くあるので、日々の練習から高みを目指して取り組んでいきます。
今後とも応援よろしくお願いします。
<次戦予定>
6/25(土) 定期戦 VS防衛大学校 (無観客)
(レビュー編集担当:西川立旺)