University of Tsukuba Rugby Football Club

関東大学対抗戦 VS早稲田大学

9/18(日)にアースケア敷島サッカー・ラグビー場にて、関東大学ラグビー対抗戦Aの第2戦となる早稲田大学戦が行われました。

VS早稲田大学 17-23  LOSE

 

レビュー担当:目崎啓志(ヘッドFWコーチ)

 

〈試合総評〉

筑波大学を日頃から応援してくださる皆様

2015年卒で今年よりヘッドFWコーチを務める目崎と申します。

 

918日に行われた早稲田大学との一戦。

筑波大学としては先週の明治大学戦で改めて自分達の戦い方を再認識し、限られた時間の中で修正して望んだ試合となりました。

 

試合の展開としては、スコアが物語っている通り、それぞれ前半と後半でお互いがチャンスを活かしきれずに相手に流れを渡す展開となりました。

特に前半早々にスコアを許した後で迎えた相手ゴール前でのモールトライのチャンスを、早稲田大学の選手に読まれてしまい、流れを引き戻せなかったことと、スクラムで反則を繰り返してしまったことは、この試合におけるFWコーチとしての反省点だったと感じています。

ただ、今シーズン就任してからメンタル面で「1の1」という言葉をよく選手たちと使っています。過去に上手くいこうがなかろうが、未来に自信があろうが恐怖を感じていようが、その場の1本を全力で取りに行くという意味合いがあります。選手たちはこの言葉の通りに、前半の結果に左右されず、後半しっかりと立て直しました。スコアをあと一歩で逆転というところまで戻せたことは、チームとして意味のある事だったと思いますし、選手たちを誇りに思っています。

また、試合を通してチームが掲げている「バチバチ」というスローガンは体現できており、それがトライセーブなどに繋がっていると感じています。

あとは結果が出るまで全員で足掻き続けるだけです。

必ずこの試合で課題だったスクラムとキックを修正し、次の帝京大学戦に向けて最善の準備をしていきますので、引き続き温かいご声援のほどどうぞ宜しくお願い致します。

 

〈印象に残ったプレー〉

 後半3本のモールトライです!

FWだけではなく、BKの選手を交えて取り切ったプレーは見ていて熱くなりました!

 

MOM

 そんな中で今回MOMに選出したいのはLOの八木澤龍翔(体育4年・流経柏)です。

今季は、FWのセットプレーの中心選手として周りの手本になる姿勢を常にフィールドの内外問わず取り続けています。

筑波のモールトライ3本もBKを交えて全員で取ったトライですが、そんなラインアウトの中心には彼がいるので、今回MOMとして選出させて頂きました。

八木澤龍翔(体育4年・流経柏)のコメント〉

MOMに選出して頂きありがとうございます。 

まず、チームとしてこの1週間は、LOアタックのオプション確認や、早稲田の広いアタックに対するディフェンスの幅の部分を重点的に取り組んできました。また、FWとしては、ラインアウトでプレッシャーをかける所を意識して試合に臨みました。

試合を通して、アタックの継続の部分やエリアマネジメント、FWのスクラムなどの課題が浮き彫りになりました。

しかし、悪天候の中でもラインアウトで優位に立てたこと、厳しいゲーム展開の中、誰一人諦めることなく闘い続けFWBK一体となったモールで3トライ返したことはチームとしての成長を感じています。

次戦の帝京大学戦まで2週間と時間があるので、勝利に向けチーム全員で良い準備をしていきたいと思います。 

引き続き応援のほど宜しくお願い致します。

 

レビュー編集担当:西舞衣子

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