University of Tsukuba Rugby Football Club

関東大学ジュニア選手権大会 VS日本大学戦

10/23()に日本大学稲城グラウンドにて、関東大学ジュニア選手権の第2戦が行われました。

VS日本大学 20-36 Lose

 

レビュー担当:菅井奏良(社会4年・安積)

 

<総評>

慶應戦では、筑波の強みであるブレイクダウンで完敗しました。そこで、この1週間は、ブレイクダウン周り、特にサポートプレイヤーの質をもう一度見直して、繰り返し練習しました。そしてこの試合は対抗戦の4連敗の悪い雰囲気からチームを抜け出させるために非常に重要な試合でありました。

 

試合結果は競ったゲーム展開で、後半の最後の方に突き放され、負けてしまいました。試合の中で良かった点は、今週ずっと繰り返してきた、ブレイクダウンです。これはアタック、ディフェンス共に精度が高く、アタックではラックからのクイックボール、ディフェンスでは、前に出て相手を止めて、スローガンの「バチバチ」を体現できていたと思います。悪かった点は、ラインアウトの精度が試合を通して修正出来ずに、ずっと悪かったことです。

今シーズン、筑波のラインアウトは一つの武器になっていました。高い精度のアタックと、相手にプレッシャーをかけてボールをターンオーバーすることが何度もありました。しかし今日の筑波のラインアウトは、自分達のベーシックスキルが崩れ、精度が悪いものでした。やはり立ち返るところはベーシックスキルでしかないので、そこが揺らいでしまうとうまくは行かなくなってしまいます。今回試合に出たメンバーだけではなく、筑波のFW全体でもう一度ブレないベーシックスキルを身につけていく必要があると感じました。授業が始まり、夏休み期間以上に時間を作ることが難しくなってきましたが、タイムマネジメントをうまくやって、ベーシックスキルに磨きをかけていきましょう!

 

秋のシーズンも折り返しになりましたが、勝った公式戦はJr.戦の1勝だけです。チームとして本当につらい期間が続いていますが、筑波のラグビーを100%実行することでしか勝利は見えてこないと思います。誰が出場しても一貫性のある筑波のラグビーを体現できるように、一人一人が日本一への覚悟を決めなければなりません。木原組のスタートからやってきたことを信じて前に進んでいきましょう。前半戦の敗戦があったからと思えるように、成長して行きましょう。

 

<印象に残ったプレー>

前半の終盤自陣15m付近でターンオーバーしたボールを、東島(理工1年・浦和)のラインブレイク、そこから、松井(体育3年・東海大仰星)、植村(体育4年・茗渓)とボールをつなぎ、最後に、平石(体育3年・桐蔭)が力強いランで相手のタックルを外してトライをとった場面です。観戦していて、最高に気持ちのいいトライでした。

 

<MOM>

この試合のMOMには3年の松石(理工3年・福岡)を指名したいと思います。

多少粗削りなプレーもありまいたが、ブレイクダウンで献身的に働く姿勢が目に留まりました。何より、4年生が少ない今回のメンバーの中で積極的にリーダーシップをとり、声が一番聞こえた選手だったと思います。

  

松石晃弥(理工3年・福岡)

MOMに選出して頂きありがとうございます。

 

Jr戦連勝がかかった1戦でチームの雰囲気もよく前半良い流れで進めていたのですが、後半自分たちのミスから相手に流れを渡してしまい、ジリジリと差を広げられていく苦しい試合となってしまいました。しかし、チームとしては前半カウンターアタックの部分や接点の部分で良い場面がいくつもあったので、これからの試合に繋げていきたいと思います。個人としても満足のいくプレーがまだ出来ていないので、次戦ではチームの勝ちに貢献できるよう頑張ります。

 引き続き筑波大学の応援をよろしくお願いします。

 

レビュー編集担当:杉崎玖宇

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