10/29(土)に流通経済大学にて、関東大学ジュニア選手権の第3戦が行われました。
VS流通経済大学 31-38 Lose
レビュー担当:谷山隼大(体育3年・福岡)
<総評>
ジュニアのリーグで昇格を果たすため何がなんでも“勝利“がほしい一戦でした。
そんな一戦でキャプテンを務めたのは3年生の松石晃弥(体育3年・福岡)。
彼を先頭に3年生がどうチームを引っ張っていくのか、上級生として過ごした今年の成長を披露する絶好の舞台でもありました。
試合は両チームが点を取り合う展開となりました。筑波は黒澤稔生(体育3年・飯田)や高橋佑太郎(体育1年・茗渓)のラインブレイクやオフロードを絡めたアタックで何度もチャンスを作り出します。前回の試合の反省であったFWのセットプレーも改善され、チームの成長が感じられました。
期待の3年生たちは声でチームを鼓舞しながら、誰よりもひたむきに体を張り続ける姿が見られ、同期として誇らしかったです。
反省点はハンドリングエラーの多さです。もしちゃんと繋がっていたら、、、と思うシーンが何度もありました。より細部へこだわり、来週こそは勝利を掴みたい思います。
<印象に残ったプレー>
前半6分の平石颯(体育3年・桐蔭)のトライシーンです。
直前のプレーで相手に先制を許し、流れが渡りそうな場面でした。しかし、キックオフから梁川賢吉(体育3年・尾道)と小関慶喜(理工3年・函館ラ・サール)のビッグタックルですぐさまボールを奪い大塚椋生(体育3年・茗渓)がゲイン、最後は小池陽翔(体育1年・春日丘)→平石と繋いで30秒でトライまで持っていきました。この試合にかける思いが伝わる熱いプレーでした。
<MOM>
MOMは平石颯(体育3年・桐蔭)を選出します。
得意の“器用なラン”で2トライ、ラインアウト・スクラム共に安定させてチームにいい流れを引き寄せてくれました。
<平石颯(体育3年・桐蔭)>
この度はMOMに選出して頂きありがとうございます。
チームが勝てていないという苦しい状況の中で、今回の流経大学戦では勝ちが欲しい試合でした。個人的にも前回の日大ジュニア戦でセットプレーの安定が課題として出た試合だったので修正が求められる試合でした。また、チームとしても入れ替え戦とも関係してくる大事な一戦だったので結果を残すことが出来ず悔しく思います。
今回の試合では個人的に「ボールタッチを増やしチームを引っ張る」という目標でプレーしました。結果的にボールを要求することができ、2トライという形につながってよかったです。また、前回の課題であるセットプレーの修正、試合中の対応をチームとして出来たことも良かったと考えます。
しかし、結果として勝てていないことには変わりありません。チームが強くなるためにも全カテゴリーの勝ち、強さが求められます。自分たちの目標である「日本一」のためにもこれからの試合を一つ一つ勝って成長していかなければなりません。
まずは、次戦の青山学院大学との試合に勝利するためにチームで勝つ準備をしていきたいと思います。
今後とも筑波大学ラグビー部の応援を宜しくお願いします。
レビュー編集担当:杉崎玖宇