University of Tsukuba Rugby Football Club

関東大学春季交流大会 VS立正大学

5月21()に立正大学グラウンドにて、関東大学春季交流大会の第3戦である立正大学戦が行われました。

レビュー担当:堀日向太(体育3年・春日丘)

〈試合総評〉

春季大会も2試合を終え、折り返し地点となったこの立正大学戦。これまでの試合での反省点を踏まえ、この試合に向けて練習でやってきたことをしっかりと発揮できるのかが試される大切な試合となりました。

前半はゴール前まで攻められるシーンもありましたが、全員で献身的にディフェンスをし、拮抗し状態が続きました。拮抗を破ったのは前半18接点で優位に立ち、パスを繋いで横溝(体育4年・福岡)が先制トライ。その後33分には、ラインアウトから大町(生命環境2年・長崎北陽台)が抜け出し、サポートした永山(体育2年・國學院久我山)にボールを繋ぎトライ。続く39分にもスクラムから本郷(理工3年・千葉)の好フィードがあり、BKがパスを繋ぎ最後は中野(体育3年・福岡)が左隅にトライ。前半を19-0で終えました。

後半は、開始直後の4分にモールで押し込み最後は平石(体育4年・桐蔭学園)がトライ。その後相手にトライを許したものの、22分にキックカウンターからAT継続し、再び平石が抜け出しそのまま走り抜けトライ。しかし、試合終了間際の42分に相手にトライを許してしまい、最終スコアは33-10で試合終了となりました。

今回の試合では、前回の試合同様に前半は完封しリードで折り返したものの、後半失速し、相手に得点を許してしまうという展開がありました。一方で、ゲインされた後のディフェンスや規律の部分では改善がみられました。試合終盤でも身体を当て続け、走り切るフィットネスとディフェンスのコミュニケーションの部分でさらに成長できるよう、また次戦に向けて練習に励んでいきます。

〈印象に残ったプレー〉

後半7自陣からアタックしていた所を相手にターンオーバーされ、ディフェンスでもミスが生じたピンチの状況で、多くの選手が最後まで諦めずにスプリントをし、最後は逆サイドから走ってきた高橋(体育2年・茗溪学園)が相手をタックルしてトライセーブしたシーン。多くの選手が一つひとつのプレーに全力で向かい、走っていて、試合前に嶋崎監督が述べたことを体現しているプレーであったと感じたため、このシーンを選びました。

MOM

MOMには、平石颯(体育4年・桐蔭学園)を選出します。

接点で相手を制圧し、再三のラインブレイクでチームのATをフィールドプレーとセットプレーの両方で引っ張っていたため選出しました

平石颯(体育4年・桐蔭学園)のコメント〉

MOMに選出していただきありがとうございます。

今回の試合では、前回の試合で課題に出たDFのオフサイドの部分とATにおける繋ぎの部分を1週間準備し取り組んできました。

試合では、セットプレーでのプレッシャーや根幹の部分であるDFで前に出ることができましたが、後半のきつい時間帯でのペナルティーやトライ前の取り切りの部分ではまだまだ課題を感じました。

前回の試合から続いている課題もあるのでチームで修正し次の試合に取り組んでいきたいです。

個人としては、ATにおける縦の圧力を意識しました。そのためにスペースを見つけ早いポジショニングをし、周りとのリンクでトライやトライアシストが出来たことは良かったです。DFでも狙って前に出ることができたプレーもありましたが、ポジショニングのズレやバテてしまった所もあるので課題として次に繋げたいです。

来週も公式戦が続くので応援よろしくお願いします。

レビュー編集担当:西舞衣子

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