University of Tsukuba Rugby Football Club

強化試合 VS山梨学院大学A

テーマ:試合レビュー

57()CHUBU UT FIELDにて、山梨学院大学A戦が行われました。

レビュー担当:鳥羽秀歩(社会・国際4年・武蔵)

 

〈試合総評〉

この試合は立教大学、福岡大学との試合で見つかった課題に対して、練習を活かしてどのように成長しているのかを見せるいい機会でした。当日は、雨と強風という悪天候の中、チームとしても個人としても更なる飛躍のために、エンジン全開で臨みました。

開始早々、筑波キックオフのボールが味方に入りチャンスにつながりますが、ミスが続きトライへとは繋がりません。天候の影響もあり両者ミスが多く、なかなかアタックを継続することができませんでした。そんな中、前半17分、ラインアウトから勢いのあるセットプレーで、竹ノ内(体育3年・報徳)が抜け出し、大内田(医学2年・修猷館)に繋ぐと、そのままボールはつながりトライライン付近まで攻め込みます。その後相手の反則を誘い、ラインアウトからFWでトライを取ります。ディフェンスでは、前半22分に、横溝(体育4年・福岡)のタックルからターンオーバーを起こすなど、筑波らしい接点も見られました。その後、スクラムからのトライで得点を重ね、前半を終えます。

後半では、多くのメンバーが入れ替わりました。序盤に、自陣でのミスやペナルティによってトライを許してしまいます。その後、筑波は何度もキャリアが立ってボールをつなぐことで、前進していきます。そして、そのまま東島(理工2年・浦和)のトライへと繋がります。筑波らしい動き勝つラグビーが垣間見えました。しかし、その後トライを許してしまう場面もあり、課題も残る内容でした。

天候の影響を受けたアタック面でのキックやハンドリングのミスだけでなく、相手のキックカウンターからトライを取られてしまった場面や留学生に苦戦した場面など、ディフェンスに甘さが出てしまう場面もありました。

春のシーズンで課題を修正し、日本一に向けてさらに加速していきます。

 

<印象に残ったプレー>

後半終盤の自陣深くでの、2度のターンオーバー

FWが中心になって、接点に圧力をかけ続け、ボールを取り返した場面は、粘り強い筑波のラグビーが体現されていました。

 

MOM

MOMには、竹ノ内堅人(体育3年・報徳)を選出します。

アタックでは、セットプレーなどでチャンスの起点を作り、ディフェンスでは粘り強く体を当て続けていたため選出しました。

竹ノ内堅人(体育3年・報徳)のコメント〉

MOMに選出していただきありがとうございます。

悪天候での試合の中、序盤はミスが続き難しい展開になりましたが、勝ち切ることができてよかったです。また個人としては、ディフェンスのところで課題が見つかりましたが、セットプレーや接点のところで自分の強みを発揮できたのでよかったです。しっかり課題を修正し、次の試合に向けて良い準備をしたいと思います。

これから春季大会も続きますので、今後とも筑波の応援のほどよろしくお願いします。

 

レビュー編集担当:西舞衣子

 

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