University of Tsukuba Rugby Football Club

定期戦 vs防衛大学校

テーマ:定期戦, 試合レビュー

5/27(土)に防衛大学校にて、定期戦である防衛大学校戦が行われました。

レビュー担当:金田慎之介(体育3年・太田)

〈試合総評〉

先週末、1967年から定期戦校として交流している防衛大学戦との試合が行われました。

試合前、嶋崎監督からも「防衛大学より泥臭く戦っていこうという」話があり、選手は試合に臨みました。

今シーズン「VROOM」を掲げている中で、試合開始からフルスロットルで戦えてるか?私はそこに注目して試合を観ました。

開始1分から、PR大坪(生命環境・筑紫丘)の鋭い出足からのタックル。そこからのブレイクダウンファイトと周りのリアクション。結果としては反則になってしまいましたが、戦う姿勢がみられました。

他にも、相手ボールのスクラムから出たボールをSH高田(体育2年・小樽潮陵)が諦めず追いかけノッコンを誘ったシーンやファーストトライにも繋がったFL工藤(理工2年・所沢北)LO大坪(理工3年・明善)9シェイプでの連携。これは、我々FWが大事にしている、相手に的を絞らせないアタック、を体現してくれました。このように、筑波は開始からアクセル全開で戦えました。試合全体を見ても要所要所のミスはあったものの、締まった試合であったたと思います。

〈印象に残ったプレー〉

後半26分、FB西川(情報3年・高津)がラインブレイクした後、普段であればさらにラインブレイクを狙う彼が、サポートを探し、的確に指示を出した場面です。

彼は予測不能なプレーで必ずゲインをするプレーヤーであるものの、以前までは抜けた後のミスがありました。しかし、この試合では周りをよく見て、活かそうとするプレーが多く見えました。彼の脅威なアタックに更に磨きがかかった場面が多かったです。

MOM

HO大下昇馬(体育1年・山口)を選出します。

1年生ながら80分フル出場をし、鋭い出足のタックルと強いスクラム、いい質のラインアウトスローを80分通してやりきってくれました。周りを活かすいいアタックをした西川(情報3年・高津)や倒れずに進み続けたことに加えて安定したコンバージョンキックをしたCTB矢島(理工4年・浦和)とも迷いましたが、彼のアクセル全開のプレーから彼を選出しました。

大下昇馬(体育1年・山口)のコメント〉

MOMに選出していただきありがとうございます。

防衛大学校さんとの歴史ある定期戦に出場し、勝利することができ、とても嬉しく思います。

チームとしてはディフェンスでしっかり前に出ることがができ、接点で相手を上回れたことが今回の勝利につながったと思います。

個人としてはLOスローの精度やATの繋ぎなど課題を挙げればキリがありませんが、大学の試合で80分間試合に出れたことはとてもいい経験になりました。

この経験を糧に日々の練習から高みを目指して取り組んでいきたいと思います。

今後とも応援よろしくお願いします。

 

レビュー編集担当:西舞衣子

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