University of Tsukuba Rugby Football Club

強化試合 VS日本大学B

テーマ:試合レビュー

618()CHUBU UT FIELDにて、日本大学B戦が行われました。

レビュー担当:松本剛大(体育3年・高鍋)

 

 

〈試合総評〉

はじめに、炎天下の中、グラウンドに足を運んでいただいた皆様、試合をしてくださった日本大学の皆様ありがとうございました。

 

今回のB戦では40分ゲームを3本行いました。

快勝したA戦に続き、筑波の掲げる「接点、泥臭く、走り勝つ」プレーが求められる試合となりました。

1本目は開始からBKがキックでのエリア勝負を制し、SO(体育3年・春日丘)50:22で敵陣深くまで攻め入り、FWのモールトライで先制しました。その後自陣深くまで攻め入れられたものの、随所で激しい接点を起こし、粘りのディフェンスを見せました。その後は着実にトライを重ね33-71本目を終えました。

2本目は暑い日差しの中、選手たちに疲労が見られるゲームでしたが、FB西川(情報3年・高津)のゲインからSH宮本(体育4年・浦和)PR小澤(医学2年・久我山)とボールを繋いでトライ。その後、WTB中野(体育3年・福岡)LO高木(体育2年・筑紫)LO小関(理工4年・函館ラ・サール)を筆頭に泥臭いプレーからチャンスを作り出しトライを重ねました。しかし、後半に日大が追い上げ、結果は17-21となりました。

3本目は開始早々にスクラムペナルティーから自陣に釘付けになり、ゴール前センタースクラムからスクラムトライを許しました。しかし直後の敵陣スクラムからBKがパスを繋ぎトライを取り返し、シーソーゲームの展開へ。2本目同様選手の顔には疲れが見られましたが、途中出場したFL(体育3年・砺波)NO8城戸(体育2年・獨協埼玉)が積極的に声を出し、チームを鼓舞し、最終的には26-14で試合を終えました。

3本目では、まだ経験の浅い1年生が多く出場しセットプレーの安定の面で幾つか課題が見つかりました。

3ゲームの合計スコアは76-42となりました。

 

今シーズン「VROOM!!」というスローガンを掲げる中B戦では、落ちかけたチームの士気を再興できたことは良かったと思います。しかし、セットプレーを安定させることで失点を抑え、もっと圧倒できたのではないかと伸び代を感じました。

目標である日本一に向けて、より一層練習に励みたいと思います。

 

 

〈印象に残ったプレー〉

印象に残ったプレーは2本目の30分、WTB小池(体育2年・春日丘)のキックチャージです。

自陣から蹴り込んだキックを、敵陣ゴール前までチェイスし、キックチャージを起こしました。トライにこそ繋がりませんでしたが、こういった泥臭いプレーからチャンスは生まれると感じたため、選びました。

 

 

MOM

MOMにはLO高木海斗(体育2年・筑紫)を選出します。

炎天下の中、最後まで走り切り、接点でチームを引っ張り続けてくれました。筑波の掲げる「接点、泥臭く、走り勝つ」を間違いなく体現してくれました。

 

高木海斗(体育2年・筑紫)のコメント〉

MOMに選出していただきありがとうございます。

暑い中、最後まで動き続けられた事は今後も自分の強みとして生かしていきたいです。

日本大学さんには、昨年苦い思いをしていたので、今回雪辱を晴らすことができ、チームとしても個人としても良かったと思います。

暑い中応援していただき、ありがとうございました。これからも筑波大学ラグビー部をよろしくお願いします。

 

 

レビュー編集担当:西舞衣子

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