University of Tsukuba Rugby Football Club

強化試合 vs東北学院大学

テーマ:試合レビュー

8/26()CHUBU UT FIELDにて、強化試合東北学院大学戦が行われました。

VS 東北学院大学 72-7

 

<総評>

菅平合宿を経て、チームがシーズンに入る中で勝利の流れを生み出すことができるかどうか重要な試合でした。試合前には「筑波がやりたいことをこのゲームから体現する」ということを掲げ試合に入っていきました。

 

試合の入りは相手エリアでATするも自分たちのミスからボールを失い、相手にビッグゲインをされます。しかし、榎本幹也(体育3年・新潟)が戻りタックルをし、その後FWが戻り切って増田廉(体育1年・桐蔭)がジャッカルで相手反則を誘い、ボールを取り返します。

これを機に相手エリアに入り何度かボールを失いますが、ATを重ね、抜けた星野孔志朗(体育4年・福岡)のサポートについた大坪健人(理工3年・明善)が先制のトライをします。その後BK3を中心にゲインを重ね、トライを取り前半を34-0で折り返します。

 

後半に入り何度も相手ゴール前に攻め込みますが、繋ぎのミスやハドリングエラーなどで取り切ることができません。しかし、江藤有羽大(情報4年・福岡)のトライを皮切りに相手ラインアウトやDFでプレッシャーをかけ、流れを掴みます。最終的には72-7で試合終了です。

 

試合全体を通してラインアウトやキッカーへのプレッシャー、ファーストタックラーの質の部分はとてもよく、筑波としてやりたいことが体現できていました。課題点としては試合の入りや後半の入りで圧倒できていないことやオフロードをするかラックにするかの判断の部分があります。特にFWに関してはラインアウトのデリバリーの安定性が欠けていたのでそこを改善していきます。

 

また、対抗戦は筑波として準備してきたことを80分間徹底することが勝利に不可欠です。あと2週間筑波全体としていい準備をしてそれを試合で徹底できるようにします。

 

 

<印象に残ったプレー>

後半2本目のトライです。キックオフを確保し、フェーズを重ねながら相手ゴール前まで攻め込みます。スクラムハーフの高田健太郎(体育2年・小樽)から中盤のFWを飛ばして大坪がもらい、大外の星野まで飛ばしてトライを取り切りました。元BK大坪が見せた素晴らしい飛ばしパスとFWBKが一体となり、スペースをついたアタックができていたので印象に残りました。

 

MOM

この試合のMOM中野真太郎(体育3年・福岡)を選出します。80分間通してアタックでゲインラインを切り続けチームに最も勢いをつけ、「vroom!!」していたので選びました。

 

中野真太郎(体育3年・福岡)>

MOMに選出していただきありがとうございます。

今回の試合はフィジカルを活かして前に出続ける、トライを取りきるなどアタックの面でいい手応えを得ることが出来ました。しかし、自分の強みであるタックルで納得のいくプレーを出すことが出来ませんでした。

秋のシーズンでは試合の機会が増えるので1試合1試合成長して少しでも上のカテゴリーでプレーできるように頑張ります。

今後とも応援よろしくお願いします。

 

レビュー編集担当:杉崎玖宇

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