University of Tsukuba Rugby Football Club

関東大学春季交流大会 vs日本大学

4/28(日)に日本大学稲城グラウンドにて、関東大学春季交流大会Bの日本大学戦が行われました。

レビュー担当:倉井瑛志(体育4年・旭丘)

 

〈総評〉

中野組15人制初陣となった日本大学戦。スローガンの「よっしゃあ」のもと熱量を持って、勝ちにこだわり、チームが始動してからやってきたものをどれだけ体現できるか試される試合でした。

 

試合開始早々敵陣に攻め込み、楢本幹志朗(体育3年・東福岡)が逆サイドへのキックパスをし、これをキャッチしたこの試合デビュー戦の中森真翔(体育1年・桐蔭学園)が先制トライをあげました。しかし、自陣でのスクラムで押し込まれてしまい、ショートサイドを攻められトライを取られてしまいました。相手のペナルティーで敵陣に侵入し、9シェイプで小澤一誠(医学3年・国学院久我山)からのパスを受けた高木海斗(体育3年・筑紫)が抜け出しそのままトライを取りましたが、前半終盤にはゴール前のスクラムペナルティーからトライを取られ14-12で前半を折り返しました。

 

後半が始まりしばらくは拮抗した展開になりましたが、後半16分、22分に立て続けにトライを取られてしまいました。どちらもスクラムペナルティーや自分たちのミスでボールを失ってからの失点でした。その後、中野のラインブレイクから楢本にパスを繋ぎ最後は本郷がトライを取り反撃を開始しました。そして、後半33分相手ミスボールに反応した楢本が走り、最後サポートしていた中野に繋ぎ逆転トライを取りました。しかし、試合終盤にスクラムからボールを回され、最後はラックサイドを抜けられトライを取られ逆転されました。残り時間相手陣まで攻め込みましたが、反撃及ばず26-29で敗戦しました。

 

全体としてペナルティーやボールロストの数が多いことが敗因となりました。スクラムでのペナルティーを減らす、ボールを持ってコンタクトしたあとパスを繋ぐのか、それともラックにするのか、それらの判断の精度を上げていく必要があります。試合後コーチ陣からも言われましたが、痛いところから目を背けずに強化をしていく必要があります。

中野組の日本一への道はまだまだ始まったばかりです。スローガン「よっしゃあ」とともに熱量を持って進んでいきます。

皆さまの熱量溢れる応援をよろしくお願いいたします。

 

〈印象に残ったプレー〉

前半2分の相手ボールスクラムから乱れたボールをセービングで高木海斗(体育3年・筑紫)が確保したところです。

筑波の根幹である「接点、泥臭く、動き勝つ」の中の「泥臭く」を最も体現していたプレーとして印象に残っています。

 

MOM

この試合のMOM中野を選出します。

後半相手に逆転を許し、重い空気になりましたが、キャプテン自ら強烈なラインブレイク、トライでチームに熱量を持ってきてくれました。これからも熱量溢れるプレーでチームを引っ張っていってほしいです。

中野真太郎(体育4年・福岡)

MOMに選出して頂きありがとうございます。

今回の試合は春季大会初戦ということもあり、普段よりも緊張感を持って臨みました。アタックではラインブレイクやサポートトライなど「動き勝つ」ということを体現できました。しかし、ブレイクダウン周りで2本のペナルティを取られるなど課題も多い試合でした。

個人としてもチームとしても変化を起こし、春季大会残りの試合も熱量全開で戦っていきます!

今後とも応援よろしくお願いいたします。

 

レビュー編集担当:杉崎玖宇

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