University of Tsukuba Rugby Football Club

定期戦 vs防衛大学校

テーマ:定期戦, 試合レビュー

6月29()CHUBU UT FIELDにて、防衛大学校との定期戦が行われました。

レビュー担当:岩重晴大(体育3年・クラーク記念国際)

 

〈総評〉

6月29日、伝統である防衛大学校との定期戦がCHUBU UT FIELDで行われました。中野組の春シーズンラストゲームであり、出場機会に恵まれなかったメンバーや1年生を中心にしたメンバーで挑みました。

前半6分、スクラムでペナルティを獲得後、敵陣でのラインアウトから展開し、FB西川4年・高津高校)がこの日最初のトライ。その後もトライを重ねましたが、ファンブルやタックルミスから前半終了間際に立て続けにトライをとられ、前半を24-19で折り返しました。

後半は防大の厚いDFに対し、筑波FWがゲインラインで勝負し、前への圧力が生んだことで、外に展開しトライをあげることができました。また、DFでも接点の圧力やゴール前の攻防など筑波の根幹とも言えるプレーが随所で見られました。

試合にむけて、チームとして十分に合わせる時間が持てませんでしたが、個々人が春から培ってきたスキルをしっかりと発揮できていたと思います。しかし、単純なミスやDFでのワンライン、FWのセットプレーにおいては、随所に課題が見られました。結果としてトライが取りきれず、逆に簡単にゲインを許していました。

春で出た課題を修正し、秋シーズンでは最高の筑波ラグビーを全カテゴリーで体現できるよう、部員一同精進して参ります。これからも筑波大学ラグビー部の応援をよろしくお願いします。

 

〈印象に残ったプレー〉

後半30分のゴール前ディフェンスです。後半最後の一番きつい時間帯でしたが、11人が体を張り、結果として相手のペナルティでトライを防いだシーンです。その後、何度も相手ボールをターンオーバーし、結果的に後半は相手にスコアを許しませんでした。選手達のシナジーを感じるプレーでした。

MOM

MOMにはHO80分間出場した北田勇翔(体育1年・茗溪)を選出します。

1年生ながらフッカーとして80分試合に出続け、安定したセットプレーと高いハンドリングスキルでチームのアタックに貢献していたためです。

〈北田勇翔(体育1年・茗溪)のコメント〉

MOMに選出していただきありがとうございます。

春シーズン最後の試合、各々が筑波らしさを体現しようと試合に望みました。課題も多く見つかりましたが、接点や繋ぎの部分で何度か良いプレーもあり、勝ち切ることができたので良かったと思います。個人としては、まだまだスローなど足りない部分が多いので、今後のシーズンに向けて改善していきたいです。

今後とも筑波大ラグビー部の応援よろしくお願いします。

 

レビュー編集担当:林勇太

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