University of Tsukuba Rugby Football Club

強化試合 vs 東海大学B

テーマ:試合レビュー

7月27()東海大学湘南グラウンドにて、練習試合の東海大学B戦が行われました。

レビュー担当:金田慎之介(体育4年・太田高校)

 

〈総評〉

夏のシーズンが始まり、嶋崎監督が「これまでの練習で培ってきた技術を発揮し、体をぶつけ合いながら戦おう」とチームを鼓舞しました。その中B戦では、前半は、ディフェンスにおいて全員が積極的に体を当て、筑波の根幹である接点で優位に立つことができました。しかし、アタック面では重要な場面でいくつかミスがあり、得点を確実に取り切ることができなかったことが反省点です。後半には加藤寛樹(理工1年・東京)の鋭い出足からのタックルなど、良いプレーも見られましたが、終始東海大学の勢いを止めることができず、何度もトライを許してしまいました。今シーズンの中野組は「よっしゃあ」を掲げ、熱量のあるチームを目指していますが、点差が開いて負けている時こそ、このスローガンの真価が問われるはずです。この試合では、そのスローガンにふさわしい熱量を出すことができませんでした。これからの練習で、チームの雰囲気をより良いものにし、スローガンを体現できるようチーム全体で努力していく必要があります。

〈印象に残ったプレー〉

最初のキックオフは連携ミスで獲得できず、相手ボールになりました。しかし、そこからの2分間のディフェンスが印象に残りました。積極的に隣と連携をとり、声をかけていた倉井瑛志(体育4年・旭丘)や、体を何度も当てて接点での強さを見せた加藤颯人(人間3年・春日井)星凌太(体育3年・佐沼)のロックコンビなど、全員が体を当て続け、東海大学の勢いを完全に止めていました。この2分間のディフェンスは本当にすごかったです。

 

MOM

MOMには加藤颯人(人間3年・春日井)を選出します。

この試合、彼は何度も体を当てていました。彼は仕事人で常に体を張ってチームを支えています。その彼の内に秘めた熱さが、ここから外に溢れ出していくのがすごく楽しみです

〈加藤颯人(人間3年・春日井)のコメント〉

MOMに選出していただきありがとうございます。

前半後半通してディフェンスをする時間が多く、厳しい展開となりました。結果としても大きく点差をつけられてしまいました。しかし、少ないアタックの機会で取り組んできたことが通用したこと、ディフェンスの課題やFWのセットプレーの課題が得られたことをポジティブにとらえ、これから続く菅平合宿、秋の試合に向けて一つずつ成長していきます。

今後とも筑波大学ラグビー部の応援をよろしくお願いします。

レビュー編集担当:林勇太

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