9/7(土)にCHUBU UT FIELD にて、関東ジュニア選手権大会の第1戦である専修大学戦が行われました。
レビュー担当:永山丞(体育3年・國學院久我山)
〈総評〉
中野組の秋の公式戦初戦となった専修大学とのJr.戦。秋の初陣として、また来週に対抗戦初戦を控えるチームが良い流れを掴むための重要な一戦となりました。また、公式戦ということで、チーム全体で結果にフォーカスし試合に挑みました。
前半開始早々、相手選手のキックからカウンターを仕掛け、連続攻撃で筑波が先制トライをあげます。その後、自分たちのエラーから立て続けにトライを奪われ逆転されるも、スクラムのセットアタックから継続し、トライを奪い返します。その後、両チームとも1トライずつあげ21-21で前半を折り返しました。筑波としては、敵陣深くまで侵入するもののトライを取りきれず、自分たちのミスから一気に相手にトライを奪われるという展開が目立ちました。
後半5分に相手にトライを奪われると、前半と同様に筑波は敵陣深くまで侵入するも点を取りきれない展開が続きます。また、ディフェンスの出足が止まり、相手にズルズルと前に出られるシーンが目立ちました。そのまま2トライを奪われ、ラストプレーでセットアタックから榎本(体育4年・新潟)がトライを奪うも、最終スコアは28−40で試合が終了しました。
試合全体を通して、アタックでは自分たちのミスで点を取りきれず、ディフェンスではブレイクダウンの周辺で相手のテンポを落とせず前に出られるという展開がよく見られました。アタックではチャレンジするところと堅く行くところの判断、ディフェンスでは横とつながり、前に出てファイトし続けることが課題として挙げられると思います。
来週には対抗戦初戦を控えているため、今回の課題をチームで修正し、全員で勝利にこだわっていきたいと思います。
〈印象に残っているプレー〉
後半30分の加島(体育1年・石見智翠館)のディフェンスのシーンです。
抜け出した相手選手をしっかりとタックルで止め、すぐに起き上がり次のプレーでジャッカルからペナルティを奪いました。
筑波として苦しい時間帯での体を張ったこのプレーは筑波の泥臭さ、熱量を体現した印象的なシーンでした。
〈MOM〉
MOMには榎本幹也(体育4年・新潟)を選出します。
キックカウンターを中心にラインブレイクを繰り返し、ディフェンスでも苦しい場面で何度もスプリントしていた姿が印象的だったため、選出しました。
〈榎本幹也(体育4年・新潟)のコメント〉
MOMに選出して頂きありがとうございます。
中野組秋の公式戦初戦、4年生が1番熱量高くプレーしようと決めた80分間でした。
太陽の熱さによっしゃあが負けてしまい、FWのセットプレーが勝っていた分BKで取り切りたい場面で取り切れず、BKのミスから得点を奪われ、後半で一気にもっていかれた試合でした。
これから目標の日本一に向けて公式戦が続きます。チーム中野一丸となって、熱量高くやっていきましょう。よっしゃあああ!
レビュー編集担当:岡本泰一