10/6(日)に法政大学グラウンドにて、関東ジュニア選手権大会の第2戦である法政大学戦が行われました。
レビュー担当:中野真太郎(体育4年・福岡)
〈総評〉
青山学院大学戦の敗戦からチームとして課題を見つめ直し、シーズン後半戦に向けて勝利で勢い付けたいと意気込んで臨んだ一戦でした。
前半は自分たちのミスから自陣に攻め込まれる場面が続きましたが、接点で前に出続け、前半11分にこぼれ球に反応したHO浜浦幸太郎(体育1年・春日ヶ丘)が拾い上げそのまま先制トライ。
その後、敵陣に攻め込むが取りきれないという状況が続きましたが、前半34分にNO8中森真翔(体育1年・桐蔭)がスクラムから持ち出しトライ。前半を12-0とリードして折り返します。
後半はバックスがセットプレーから一次でトライまで持っていくなど、チャンスを逃さずトライを取り切り、57-5で試合終了。
前半は取りきれない場面が多かったものの、後半に修正し、最後まで集中力を切らさず戦い抜くことが出来たと思います。また、DFは試合を通して「接点で勝つ」「相手より動く」を体現できており、特に前半、ゴール前で16フェイズの猛攻を凌いだシーンは今回の勝利に大きく繋がったと感じます。
結果として勝利することはできましたが、まだまだ完璧ではなく課題が見えたシーンもあったので、もう一度筑波に帰って改善し、次戦の流通経済大学jr戦、その後の対抗戦に臨んでいきたいと思います。
今後とも応援の程よろしくお願いします。
〈印象に残ったプレー〉
後半20分、自陣ラインアウトから一時攻撃でトライを取り切ったシーン。筑波として連続得点で流れに乗りたい場面でセットプレーからトライを取ることができ、後半の連続トライの火種になった。
〈MOM〉
この試合のMOMにはNO.8中森真翔(体育1年・桐蔭学園)を選出します。
得点後のキックオフレシーブでの安定したキャッチは、自陣でのボールポゼッション確保に大きく貢献してくれました。また、力強いボールキャリーやタックルで何度もチームに勢いをもたらしてくれました。
この試合が怪我からの復帰戦となった中森ですが、これからより活躍し、早く上のチームに絡んで欲しいと思います。
〈中森真翔(体育1年・桐蔭学園)のコメント〉
POMに選出して頂きありがとうございます。
前半、自陣で我慢の時間帯が続きましたがチームとして泥臭い身体を張ったディフェンスで耐え凌ぎ、徐々に自分たちのペースで試合を運ぶことができ、勝利出来たことを嬉しく思います。
しかし、個人としてはセットプレーディフェンスなどの反省が多く得ることのできた試合でした。ジュニア、対抗戦とこれからも試合が続いていくので今回得られた反省を生かしてチームの目標である日本一を目指して努力して行きたいと思います。
これからも筑波大学ラグビー部の応援をよろしくお願いします。
レビュー編集担当:岡本泰一