University of Tsukuba Rugby Football Club

関東大学対抗戦 vs日本体育大学

1020日(日)に大和スポーツセンター競技場にて、関東大学対抗戦の第4戦となる日本体育大学戦が行われました。

レビュー担当:松石こうや(FWコーチ)

<総評>

悔しい敗戦となった前節の青山学院戦から3週間、チームとしての課題を修正し、絶対に勝って後半戦に繋げたい1戦に臨みました。

 

試合序盤から筑波らしい激しい接点のDFから立て続けにターンオーバーすると、そこからATでは強みであるFWのモールとBKの展開力でトライを重ね、前半をリードの形で終えました。

 

しかし、後半に入ってすぐ自陣ゴール前で日本体育大学の粘り強いATで失点を許し、自分達のATでなかなかリズムを掴めず苦戦しましたが、安定したセットプレーや随所での良い判断やDFでリードを守り切り試合を「勝ち」で終えることが出来ました。

 

「勝ち」という結果で試合を終えられたのは、チームとして前節の敗戦からしっかり成長できたことを示しており、後半戦に向け良い流れを作れたと思います。これから、明治・早稲田・帝京という強豪との試合が続いていく中でまだまだ改善・修正すべき点はあるので、ここで満足せずチームとして成長し続けていきます。

 

<印象に残ったプレー>

前半7分、エッジ付近でのダブルタックルから素晴らしいブレイクダウンで反則を貰うと、敵陣に侵入し、セットプレーからATでゲインを取り続け、最後は筑波らしいFWBKの連携から外に展開して取りきるという、筑波のやりたいラグビーが現れたシーンです。

 

MOM

この試合のMOMには浅見亮太郎(体育4年・流経大柏)を選出します。

春からなかなか出番を得ることが出来ず、苦戦していましたが、今回の試合では13番を任され、随所でその力強さを発揮していました。DFではダブルタックルからターンオーバーまで繋げると、ATでは力強いキャリーで何度もゲインを取り、50-22の好判断のキックも見せてくれました。トライこそなかったものの、筑波の展開力を活かすために必要な縦への推進力を出す役目を試合中何度もしてくれました。

 

今後も筑波の4年生としてチームを支え、プレーで活躍する姿に期待したいです。

<浅見亮太郎(体育4年・流経大柏)のコメント>

応援ありがとうございました。

青山学院大学に敗れた後、チームとしてATを見直し、修正を重ねた結果、勝利を収めることができました。ATの中で、自分の強みである縦の圧力を発揮できたことがとてもよかったと思います。

シーズンはまだ続いているので、個人としてもチームとしてもさらなる成長を目指していきたいです。

また関東協会が選出するこの試合のPOM(Player of the Match)WTB 大畑亮太(体育4年・東海大仰星)が選出されました。

<大畑亮太(体育4年・東海大仰星)のコメント>

応援ありがとうございました。

結果として勝利で終われたことはチームとしても個人としても大きな収穫でしたが、まだまだ多くの課題を残す試合となりました。

次の明治大学との試合では、チームとしてこれまで出た課題を修正し、個人としては自身の持ち味を更に出していけるように頑張っていきます。

今後も応援よろしくお願いします。

 

レビュー担当:岡本泰一

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