University of Tsukuba Rugby Football Club

関東大学対抗戦 vs明治大学

113日(日)に秩父宮ラグビー場にて、関東大学対抗戦の第5戦となる明治大学戦が行われました。

レビュー担当:大場宏祐(BKコーチ)

〈総評〉

関東大学対抗戦も終盤に入り、昨年の上位校との試合に入っていく中、日本一という目標に向けて勝利が求められる試合でした。

前半開始早々、2本のトライを許します。BKのセットプレーからのDFが甘かった部分もありますが、自陣22m内に侵入されたことがそもそもの原因であると思います。上位校との戦いでは、相手にいいカウンターをさせないキックの必要性やキック処理の細かなエラーが失点につながることを体感したと思います。

その後は相手のミスにも助けられながら敵陣でプレーする時間も増えていきましたが、得点することができずこちらに流れを持ってくることができませんでした。FWがセットプレーで戦えていただけにBKがトライを取りきるべき場面で取れなかったことは反省すべき点であり、改善できればもっと違う試合展開になっていたと思います。

後半に入ってからは筑波がボールを持って攻める時間が多くなり、何度か得点のチャンスがありましたが前半同様にトライを取りきれず、逆に相手にはセットプレーから1発でトライを取られるという苦しい展開となりました。結果としては0-31での敗北となり、相手に何もさせてもらえなかった試合だったと思います。

 

チームとしてこの試合に向けての準備を2週間しっかり行ってきましたが、望む結果は得られませんでした。しかし、この敗戦からどう修正するかが大事になってきます。チームでやっていることを信じて1つずつ積み上げてもらいたいです。

 

MOM

この試合のMOMにはWTB中野真太郎(体育4年・福岡)を選出します。

リザーブからの出場となりましたが、持ち味のタックルでチームを鼓舞していた姿が印象的でした。怪我から復帰したキャプテンの今後の活躍に期待したいと思います。

中野真太郎(体育4年・福岡)のコメント〉 

momに選出して頂きありがとうございます。

今回はリザーブからの出場だったので、攻守において誰よりも走ろうと意気込んで臨みました。試合では、早い動きだしからいい形でボールキャリー出来たと思っています。しかし最後ビッグゲインが起きた際、サポートに寄るのが遅れてペナルティを取られたことにはとても課題を感じました。個人としても、チームとしても「アタックの継続」が課題だと思います。ここが改善出来ればよりアグレッシブな筑波のアタックを展開できると思うので、もう一度つくばに帰って練習し、今後の試合に臨んでいきます。

今後とも応援の程よろしくお願いいたします。

 

また、関東協会が選出するこの試合のMIP(Most Impressive Player)に堀日向太(体育4年・中部大春日丘)が選出されました。

堀日向太(体育4年・中部大春日丘)のコメント〉

応援ありがとうございました。

チームとして、苦しい敗戦となりました。時間をかけて修正してきたアタックで、まだまだ完成していない部分が目立ち、課題が多く残る試合となりました。

対抗戦残り2試合、もう一度筑波の根幹を見つめ直し、4年生らしく泥臭く闘っていきます。

今後とも筑波大学ラグビー部の応援よろしくお願いいたします。

 

レビュー担当:林勇太

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