毎日より筑波大学ラグビー部への多大なるご支援・ご声援誠にありがとうございます。
シーズンも終盤に差し掛かり、今年度もラストシーズンを戦って「4年生の想い」を伝えていきます。毎週水曜日に投稿するのでぜひお楽しみに!
「4年生の想い」では、なぜ筑波大学を選んだか、筑波大学に入って良かったこと、○○への想い、残りの大学ラグビーへの決意について 熱い想いを伝えていきますので、ぜひご覧ください。
最終回となる第6回では、中野真太郎(体育4年・福岡)、二重賢治(体育4年・天理)、堀日向太(体育4年・春日丘)、亀山怜央(体育4年・桐蔭中等)の4人の想いを紹介します。
中野真太郎(体育4年・福岡)
・なぜ筑波大を選んだのか
筑波大学を選んだ理由は、関東の高いレベルでラグビーをしたかったからです。2013年の大学ラグビー選手権決勝で筑波が戦っているのを見て強い憧れを抱きました。そこから高校に入学し、他の大学に行きたい時期もありましたが、受験した大学で唯一筑波大学から合格を頂いたこと、1つ上の代の福岡高校の先輩方ともう一度一緒にプレーしたかったこと、憧れていた児玉雄一郎さんが在籍していたことなどから、筑波大学で4年間挑戦しようと思い入学しました。
・筑波大学に入って良かったこと
筑波大学に入って良かったことは2つあります。
1つ目は、嶋さん(嶋崎監督)にラグビーを教えてもらえたことです。3年次の種目別コーチング学という授業で嶋さんからラグビーのコーチングについて学んだのですが、そこで普段の練習メニューや声掛けには様々な工夫や意図があるという事を知りました。普段の練習1つ1つがこんなに考えられていたんだと驚いたと同時に、練習の意図は何かを考えながらプレーするようになり、自分自身大きく成長することが出来ました。
また、嶋さんとはキャプテンになってから話す機会が増えたのですが、誰よりもチームの事を考えてくれていて、話す度すごい人だなと思います。嶋さんと話すと、自分の中で散らばっていた思いがまとまることが多く、いつも助けられていました。残りのシーズンも自分自身で頑張りながら、たくさん学んでいきたいと思います。
2つ目は、最高の同期に出会えたことです。大学生になると一日のほとんどを同期と過ごすことになるので、本当に家族のような存在でした。長期オフで地元に帰省した際に、とても居心地が良いはずなのにみんなに会いたくて早く筑波に帰りたいと思うくらい、みんなと過ごす時間が好きでした。特に1年生の時に平砂学生宿舎(寮)にみんなで集まってご飯を食べたり共用風呂に行ったのは今でも最高の思い出です。よく大学生の時の友達は一生物だと言われますが、本当に卒業してからもみんなと永遠に思い出を語っていたいです。
・家族への想い
小学1年生の頃から16年間ずっと支えてくれて本当にありがとう。泥だらけのジャージを毎日洗ってくれたり、朝6時に起きて補食のおにぎりを作ってくれたり、怪我をしたら精神的に寄り添ってくれたり、スパイクが壊れたらすぐに新しいものを買ってくれたり、してもらった事を挙げるとキリがありません。これまで16年間なんの不自由もなくラグビーを続けさせてもらい、感謝の気持ちでいっぱいです。入学時は周りのレベルが高すぎて期待に応えることが出来るか不安でしたが、2年生の青山学院大学戦で対抗戦に初めて出場することが出来、写真を撮ることが出来て嬉しかったことを覚えています。それからは怪我が続いたりなかなか調子が上がらなかったりと出場機会が減っていく中、遠い福岡から変わらず応援に駆けつけてくれて本当に励みになりました。4年生になり、先日の青山学院大学戦では忙しい父が初めて観戦に来てくれました。しかし試合に出ることが出来ず負けてしまい本当に悔しかったので必ず選手権で国立に行き、笑顔で家族写真を撮りたいです。残りあと少しですが、最後まで必ずやり切るので、これからも応援よろしくお願いします。
姉へ
普段面と向かって感謝の気持ちを伝えることが出来ていないのでこの場を借りて言わせてもらいます。自分のために仕事もある中、ラグビーのルールを覚えて応援に来てくれてありがとう。周りから兄弟仲がいいねと言われますが、確実に姉が優し過ぎるからだと思います。就活で一度縁を切られそうになった時は焦りました。ごめんなさい。これからも仲良くしてください!
・同期への想い
先程も述べましたが、みんなと出会えて幸せです。レディーガガッピーです。
個性豊かで色々な人がいますが、ラグビーに対してはみんな熱いものを持っていていつも頼りにしています。
自分をキャプテンに選んでくれて、支えてくれて、シナジーしてくれてありがとう!!!
最後選手権で優勝するその瞬間まで「よっしゃあ」しよう!
卒業しても皆で集まってチルしようね!
・残りの大学ラグビーへの想い
16年続けてきたラグビーに後悔が残らないように、思い切り集中出来るこの環境で最後まで走り切ります。
まずは怪我から復帰し、キャプテンとして最前線で闘っていきます!!!
二重賢治(体育4年・天理)
・なぜ筑波大学を選んだのか
選んだきっかけは、親からの勧めが強く影響しています。もともと、高校2年生の秋ごろまではラグビーを続ける気が全くありませんでした。しかし、花園奈良県予選決勝でライバル校である御所実業に負けたのをきっかけにまだ続けたいと思いはじめ、親には大学ではラグビーをしないとずっと言っていたのですが、負けてから大学でもラグビーを続けると改めて報告しました。どの大学で続けるかなど全く決めていなかったのですが、親から「筑波大はどうだ?」という話が上がりました。「あの環境の中で学べる、ラグビーができるのは絶対にいいぞ」
その話をきっかけに調べたり、話を聞いたりしていくうちに行きたいという気持ちが強くなっていき最終的に筑波大を選びました。
・筑波大学に入って良かったこと
筑波大学に入って良かったことは大きく分けて2つあります。
1つ目は「自分たちの環境は自分たちで整える」、そのための行動をしてきたことです。筑波大はチーム経営をスタッフだけで行うのではなく、選手も委員会というものに所属しそれぞれの分野でチームの環境を作ったり、整えたりしてきました。チームの道具の整理や準備、管理といった委員会やアナリストまではいかないが試合映像の分析、部外との連携、地域の会社や住民の人たちとコミュニケーションをとるなど貴重な体験をすることが出来ました。
2つ目に、様々な考え方や感じ方を持った人たちと出会えたことです。高校までは、「ラグビーが一番」みたいな環境で過ごしてきたので入学したての頃は周りのラグビーに対する考え方に戸惑っていたのを今でも覚えています。同期のほとんどがラグビーではなく学力で入ってきた人たちなのでラグビー以外のことも考えないといけない環境だったからこそ、意見が食い違うこともありました。同期と意見がぶつかり合うことが多かったですがさすが学力で入学してきたなと思いますね、口では全く勝てなかったです笑。そのおかげで新しい考え方や感じ方、私の軸となるものを気づく、学ぶことが出来てとても良かったなと思います。
他の大学だと経験できなかった、気づけなかった、学べなかったことが多く学べたので本当に入学して良かったと思います。
・家族への想い
「感謝」この2文字が一番強く私の中で浮かび上がります。
常に家族には本当に感謝しています。高校は寮だったので親元から離れるのはそこまで抵抗感はなかったのですが、日常生活すべてを1人で行うしんどさや食事がある、洗濯がされている、必要な物が家にあるそろえてくれるといった当たり前だったことのすばらしさ、本当に身に染みて感じることが出来ました。帰省した時はこの当たり前にまだ甘えています。本当にありがとうございます。そしてすみません。
つくばに来て初めての一人暮らしで大変だったことはありましたが本当に困ったことは一度もなくとても充実した大学生活を送れました。
これらの恩はすぐには返せないと思っていますが少しずつ返せていけたらなと思っています。まずは、大学選手権に出場し国立で自分の姿を見せれるように頑張ります!
本当に「感謝」しています。ありがとうございます。
・同期への想い
私も含めて個性豊かな同期がそろったと思います。
本当に沢山の考え方があって、自分をしっかり持っていると言っていいのか分かりませんがそのせいで意見のぶつかり合いも多く、揉め事や話し合いが多かったと思います。上でも少し話しましたが、言い合いになると必ず言い負かされるので本当に嫌でしたね笑。もう少し優しくしてくれてもいいのではと何回思ったか。そのおかげで私の成長にも繋がったし、これが二重やと受け入れてくれたことはとてもありがたいです。
今でも本当に頼りない私を副キャプテンとして了承してくれて本当にありがたいなと思います。
私のできることを精一杯やっていきますので共にまだまだ頑張りましょう!
そして、最後国立で、全員で「よっしゃあ」と叫びましょう!
・残りの大学ラグビーへの想い
今まで、メンバーとしてラグビーで年を越したことがないのでまず1つの目標として今年こそラグビーで年を越したいと考えています。
そして、悲願の国公立大学初の日本一を目指して日々成長していきたいと思います。
応援のほどよろしくお願いいたします。
よっしゃあ!
堀日向太(体育4年・春日丘)
・なぜ筑波大学を選んだのか?
2013年国立競技場での大学選手権決勝で帝京大学と戦う筑波大学をみてカッコいいなと思い意識するようになった。そして、大学を決めるにあたって自主自律しチャレンジをしなければいけない環境に身を置きたかったから筑波を選んだ。
・筑波大学に入って良かったこと
これまでの人生では、出会うことのなかった様々ななバックボーンをもった人達に出会えたこと。
多くの尊敬できる人に出会えたことで自分のことについてしっかりと考え見つめ直すことができた。
あとは、つくばの街が自然が溢れていて自分に合っていたこと。
・家族への想い
大学に入ってからはケガも多くて心配もかけたけど、いつでも味方で応援し続けてくれて感謝で一杯です。あと少しの間、自分らしくわがままに駆け抜けますので、よろしくお願いします。
・同期への想い
いつも笑って楽しくて感謝です。あと少し日本一まで自分たちらしく足掻き続けましょう。
・残りの大学ラグビーへの想い
4年生の意地をみせる
亀山怜央(体育4年・桐蔭中等)
・なぜ筑波大学を選んだのか?
お世話になった先生の中に筑波大学出身の先生が多く、筑波大学を選びました。
その中でも、高校時代の監督である筑波大学ラグビー部OBの加藤清澄先生に勧められて筑波大学を目指すことに決めました。
・筑波大学に入って良かったこと
普通の大学生活では味わえないことを体験できたことです。
まず、100年の歴史のある部活動で全国優勝を目指すことは普通では体験できません。全国レベルの仲間と練習できた四年間は本当に刺激的な日々であり、一生忘れることのない四年間になったと思います。
また、自主自律の精神のもと学生主体で取り組んでいる委員会活動も価値ある経験でした。スポンサー活動やマネジメント活動を通して、部内外で多くの方と関われたことは、これからの将来に生きる貴重な経験となりました。
・家族への想い
高校でラグビーを始めたいと言った時から、常に応援し続けてくれた家族には本当に感謝の気持ちしかありません。浪人や怪我で苦しい時も常に支えてくれる家族の存在は本当に大きかったです。家族の支えがなければ、ここまでラグビーを続けることは出来なかったと思います。
また、私が出てない試合も含めてほとんど全ての試合を応援しに来てくれていたことも実はありがたかったです。
ここまで応援してくれて本当にありがとうございました。
最後まで応援よろしくお願いします。
・同期への想い
入部前は、体力もスキルもない私に対して「辞めてほしい」と思われないか心配していました。でも、同期のみんなはこんな私を受け入れてくれて本当にありがたかったです。
ぶつかる場面もあったし、腹が立つ時もありましたが、みんなと同期になれて本当によかったと思っています。
日本1までみんなで「よっしゃあ」しましょう!
・残りの大学ラグビーへの想い
選手としての仕事も主務としての仕事も最高のパフォーマンスで取り組んで日本1に貢献します。
以上、「4年生の想いpart6」でした!
さて、これまで6回にわたってお送りしてきました「4年生の想い」
いかがでしたでしょうか。
4年間過ごしてきたつくばへの想い、切磋琢磨してきた仲間への想い、大切な人への想い、ラストシーズンへの決意、といったそれぞれが胸の内に秘めていた想いを紹介しました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今週末、11/30(土)には全国大学ラグビーフットボール選手権出場がかかった帝京大学戦が行われます。
筑波大学ラグビー部への想いを胸に、対抗戦最終節を4年生全員、部員全員で闘い抜きます。
最後まで筑波大学ラグビー部へ熱いご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。