日頃より筑波大学ラグビー部への多大なるご支援・ご声援誠にありがとうございます。
シーズンも終盤に差し掛かり、本年度もラストシーズンを戦う「4年生の想い」をお伝えしていきます。毎週水曜日に投稿するのでぜひお楽しみに!
「4年生の想い」では、なぜ筑波大学を選んだか、筑波大学に入ってよかったこと、○○への想い、残りの大学ラグビーへの決意について熱い想いをお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。
第4回となる今回は、宇田川晃平(体育4年・成徳学園)、笠原凌太(情報4年・本郷)、須永昌孝(人文4年・浦和)、半澤宗汰(体育4年・日立第一)の4人です。
宇田川 晃平(体育4年・成徳学園)
・なぜ筑波大学を選んだのか?
高校3年生の10月、秩父宮ラグビー場で筑波大学と慶應義塾大学の試合を観に行きました。自分の意志ではなく、筑波大学を受験する友だちに誘われたから。ラグビーのことはよくわからなかったけれど、水色のジャージが黒と黄色の隊列を切り裂いていく光景は今でも覚えています。偶然にも選手が円陣を組むそばに立つトレーナーの姿を見つけた時、「筑波大学に受かったらラグビー部でトレーナーをやりたい」と、心のどこかで決めていました。外傷や身体の仕組みを理解し、怪我なく最大限のパフォーマンスを発揮するよう支える仕事に興味があり、体育・スポーツで日本一の筑波大学体育専門学群を目指しました。もしもあの時、秩父宮で筑波大学ラグビー部の試合を観ていなかったら、ラグビー部でトレーナーはしていなかったかもしれません。
・筑波大学に入って良かったこと
高い競技力と高い目標を目指すチームの一員になれたことです。中学高校も選手として部活動に取り組んでいましたが、そもそも日本一を目指す環境ではありませんでした。スポーツに関わっている以上、トップレベルの環境に携わることは憧れで、それも滅多に経験できる機会はありません。筑波大学という大学スポーツの先頭に立つ場所で様々な経験や機会をいただけたことに感謝しています。
・家族への想い
選手ではなくスタッフでありながらも、コロナに罹ったり体調崩したりして辛い時に支えてくれてありがとう。しょっちゅう東京の実家に帰っても、温かいごはんとお風呂を用意して迎えてくれてありがとう。残りの数ヶ月、そしてこれからも一緒に1つのチームを応援し続けられることが楽しみです。
・同期への想い
「スタッフ」として「トレーナー」として、同期と関わることがとても苦しく難しかった。「トレーナー」は選手と距離が遠すぎても、近すぎてもいけない。監督の嶋崎さんからも、当時の院生トレーナーから厳しく指摘された。自分は初めての学生トレーナーで、選手からも、首脳陣からも、他の院生トレーナーからも全く信頼されていなかった。自分の在り方がこれからの学生トレーナーのスタンダードになるからこそ、トレーナーの根幹である「選手とどう関わるのか」という問いは、より一層重かった。今でもトレーナーとしての距離感はよくわからない。それでも、同期が怪我したら悲しくて落ち込むし、試合で活躍したら心の中では全力で嬉しく想ってます。正直、「続けたい」と思う気持ちよりも、「辞めたい」と嘆く日の方が多かった4年間でした。だけど、苦しくても、どんなに辞めたいと思っても、なんとか4年間やりきりたいと思ったのは、同期のみんながかっこよくて、一緒にラグビーをしたくて、少しでも力になりたいと思ったからです。選手がいるからこそ、それを支えるスタッフの存在が成立する。かけがえのない思い出を経験させてくれて、本当にありがとう。
・残りの大学ラグビーへの想い
気づけば、大学ラグビーにハマってしまいました。トレーナーとして「日本一」の目標に貢献できることは本当に些細なことかもしれないですが、1日1日目の前のことに集中しながら、残りの大学ラグビー生活を楽しみます!
笠原 凌太(情報4年・本郷)
・なぜ筑波大学を選んだのか?
自分の学びたい分野の学部があり、私立より国公立の方が学べる環境の質がいいと思ったからです。
・筑波大学に入って良かったこと
筑波には強豪校から入ってくるエリートもいればあまり知られてない高校から来る人もいるし、浪人した人も少なくありません。このように様々なキャリアを持つ人と巡り会えたのはとてもいい経験になったと思います。他の大学ではこのような経験はできないと思うので、このことは特に筑波に入って良かったと思える点です。
・家族への想い
中学から大学までラグビーに携われたのは両親のサポートなしではできなかったことなので本当に感謝しています。普段恥ずかしくて直接感謝の言葉伝えられてなくてごめんなさい。まだまだ頑張るのでこれからも暖かく見守っていてください。
・同期への想い
4年生でミーティングを何回もして決めた今年のスローガン「よっしゃあ」。最初は不安なところも正直あったけど今となってはとても自分たちらしくていいスローガンだなと気に入っています。最後笑顔で「よっしゃあ」できるようにみんなで頑張りましょう!
・残りの大学ラグビーへの想い
選手スタッフお互いに悔いの残らないよう自分の役割を果たします!
須永 昌孝(人文4年・浦和)
高校時代の恩師が筑波大学ラグビー部の出身であり、高校時代のラグビーの先輩でも筑波でラグビーを続けている方が多かったからです。
・筑波大学に入って良かったこと
「チームのためになることであれば、何でもしてよい」という精神が根付いていること、国立大学であるにも関わらずそれを行える環境が整っていることだと思います。
入部したてのころに嶋さんからこの言葉をかけていただいたことで、日々のルーティンワークに留まることなく様々なことに挑戦できたと思っています。
・家族への想い
感謝しかありません。大学でもラグビーをアナリストという形で続ける選択を尊重してくれた両親、いつも応援してくれて試合があるごとに連絡をくれるおじいちゃんとおばあちゃんにはこの場を借りて本当にありがとうと伝えたいです。
・同期への想い
この代でアナリストができて本当に良かったと思っています。僕の人付き合いが苦手なところもあって一緒にご飯に行ったりする機会は少なかったですが、、(笑)みんなのことは大好きです。
・残りの大学ラグビーへの想い
アナリストとしてできることは少ないですが、みんなのためなら頑張れます。
国立で日本一になって嶋さんとしんちゃんを胴上げしましょう。
半澤 宗汰(体育4年・日立第一)
・なぜ筑波大学を選んだのか?
国立で唯一対抗戦に所属していて、日本一になることできる可能性があるチームであったから。また、嶋崎監督が高校のグラウンドや試合会場まで足を運んでくださり、話す機会を与えてくださったから。
・筑波大学に入って良かったこと
最もよかったと感じることは、多様な価値観に触れ合えたこと。自分は、中学受験をして中高一貫校に入ったこともあり、中学高校といろいろな面で自分と重なる点が多いような人たちと接してきた。その一方で、ここでは、一般・推薦の違いはもちろん、地域や生活環境など、それらから生まれるたくさんの考え方に触れることが出来た。
また、自分は選手として入学し、一時休部をした後に、スタッフとして再びラグビー部にかかわってきた。このようなことを承諾していただけたのも、多様性を受け入れるという筑波大学ラグビー部の理念があったおかげであると感じている。
・家族への想い
とにかく感謝している。大学に入学してからは選手をやめる選択など、その裏側にも、本当にいろいろなことがあった。そのすべての選択において、自分を信頼し、すべての面において影から支えてくれた。こんな親に自分もなりたい。
・同期への想い
4年間長いようでとても短い時間であった。大学にいるほぼすべての時間を同期と過ごした。これは間違いなく自分の人生において、もっとも重要な時間の一つになり、かけがえのないものになった。
また、同期、後輩のスタッフみんなにも本当に感謝している。自分には、絶対にできないような形で部を支えている姿は、本当にかっこよくて尊敬している。皆にもっともっと、彼らについて知ってほしい。
・残りの大学ラグビーへの想い
自分は選手でないため、グランドでプレーすることはできない。だからせめて最後まで、選手のみんなを信じて、全力で応援しようと思う。
以上、「4年生の想いpart4」でした!!
次回、11月20日(水)に投稿予定です。お楽しみに!!