University of Tsukuba Rugby Football Club

関東大学対抗戦 vs 帝京大学

1130日(土)に秩父宮ラグビー場にて、関東大学対抗戦の第7戦となる帝京大学戦が行われた。

レビュー担当:鈴木啓太(BKコーチ)

〈総評〉

今回の帝京戦を一言で表すとすれば、「圧倒された」という言葉に尽きると思う。

これを読んでいる人に誤解をしてほしくないのが、早稲田が終わってからの3週間で、選手は100%の準備をしてくれて、チームとして100%の状態で試合に挑んだ。それでも、力およばず敗北してしまった。

 試合全体を通して、フィジカル面の差が大きくあったように感じる。接点1つ1つでじわじわと前に出られることによって、全てが後手に回ってしまっていた。また、細かいスキルも帝京の方が勝っていた。そういった、細かい部分の優位性が最終的には大きな差になっていったのだと思う。

 この試合で、自分達が目指す日本一という目標がどれだけ大きな壁なのかということが再認識できた。しっかりとこの敗戦を来季につなげられるようにしていきたい。

 

〈印象に残ったプレー〉

今回の試合で印象に残ったプレーは、帝京からスクラムのペナルティーをとった場面。今年度力を入れていたスクラムが形になった瞬間だったと思う。FWの選手たちは本当に頑張ってくれました。

 

MOM

この試合のMOMにはWTB飯岡建人(体育2年・流経)を選出します。

 

AT時間は少なかったものの、一番トライまで迫ってくれた選手。また、苦手であったDFでも成長してくれた姿を見せてくれただけでなく、しっかりと貢献をしてくれていた。

今回は本当にお疲れ様でした。

 

飯岡建人(体育2年・流経)のコメント〉

MOM選出ありがとうございます。

 

今回の試合は勝利しなければ自力で選手権に出場出来ないという試合でした。無得点で試合を終えて、4年生を引退させるという試合をしてしまいとても情けないです。トライできるチャンスがあったものの、トライを取りきることが出来ず悔しいです。

 

この試合で今シーズンが終わってしまいました。何故選手権に出場できなかったのか。何故負けてしまったのか。

この原因を明確にして来シーズンに繋げていきたいと思います。

更に強くなって帰ってきます。

 

今後とも筑波大学ラグビー部の応援よろしくお願いします。

 

また、関東協会が選ぶこの試合のMIP(Most Impressive Playerには、中野真太郎(体育4年・福岡高校)が選出されました。

中野真太郎(体育4年・福岡高校)のコメント〉

MIPに選出して頂きありがとうございます。

試合の中で何本か自分らしいタックルが出来たことはとても良かったです。しかし気持ちが空回りしてDFを崩してしまった場面もあり、悔しさが残ります。チーム全体を通しても実力不足を痛感した試合でした。これで中野組は終わってしまいますが、この悔しさをバネに、後輩たちには来年強い筑波を見せて欲しいと思います。

応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

レビュー担当:林勇太

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