University of Tsukuba Rugby Football Club

強化試合 vs東京学芸大学

テーマ:試合レビュー

12月1日(日)に、CHUBU UT FIELDにて、東京学芸大学との練習試合が行われました。

 

レビュー担当:濱島遼(体育3年・福岡)

 

<試合総評>

結果的にシーズン最終戦となったこの一戦。前日の帝京戦では800という結果に終わった中でもう一度筑波を示す試合をすることが求められる試合でした。

 

前半序盤、筑波はキックカウンターからアタックを開始し、我慢強く継続するもゴール前でノックオン。流れをつかみきれない時間が続きました。

前半7分、ハーフウェイスクラムから2フェーズで大きく外に展開、裏にキックを転がしたところにウイング浅沼が反応しそのままトライ。

このまま流れをつかみたい筑波でしたが度重なるペナルティにより、自陣深くでの相手ボールスクラム。ここで、粘り強くDFしたいところでしたが、相手のテンポを止めることができずに前半最初のトライを取られました。その後、筑波もトライを返しましたが、ペナルティを修正できないことからトライを許すなど、一進一退の攻防が続きました。それでも、コンバージョンを確実に決めた筑波がリードし2119で前半を終えました。

 

後半最初のプレイ、カウンターアタックからボールを継続し、SH田島(国際1年・鶴来)が相手の隙を突きゲイン、さらにオフロードでつなぎノーホイッスルトライを決めました。

勢いに乗る筑波は、その後相手のペナルティで敵陣ゴール前LOを獲得し、12今村(体育2年・福岡)の力強いキャリーからまたもオフロードを繋ぎ連続トライ。さらに流れを持続したい筑波でしたが、前半から続くペナルティにより自陣深くに侵入され、スクラムからトライを挙げられました。その後、筑波は粘り強いDFを見せ、CTB今村(体育2年・福岡)、HO北田(体育1年・茗溪)の激しいダブルタックルを起点にトライを返しましたが、度重なるペナルティにより自陣でのDFの時間が続きました。試合終了間際には、学芸大学のパスワークを止めきれず、立て続けに2本のトライを取られ、最終的には4238と僅差での勝利となりました。

<印象の残ったプレー>

今日の試合では相手のトライの起点がすべて筑波のペナルティであり、自分たちのミスで試合を運びにくくする結果となりました。しかし、点差からもわかるように相手に抜かれたとしても諦めずに追い続け、内側にトライをさせないなど、筑波の泥臭さが随所にみられる試合でした。また、FWBKの連携を通して大きくボールを動かしスペースに運んでいるシーンも多く印象的でした。先述した通りこの試合がシーズン最終戦となりましたが、今日の反省を無駄にせず次のシーズンに生かしていきます。

 

POM

POMには2CTBの今村(体育2年・福岡)を選出します。彼の力強いボールキャリーは筑波のトライの起点となり、DFでも泥臭く相手に食らいついており、チームを引っ張っていました。またミスやペナルティも少なく安定したプレーも印象的だったためPOMに選出しました。

 

<今村(体育2年・福岡)のコメント>

MOMに選出していただき、ありがとうございます。

自分のタックルからターンオーバーを起こした場面もありましたが、BDのファイトやアタックで数的優位を活かせず課題を感じました。課題を改善し、筑波の根幹である接点の激しさを追い求め、成長していきたいと思います。

 

今後とも筑波大学ラグビー部の応援よろしくお願いいたします。

 

レビュー編集担当:岡本泰一

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